マイバッグの見直しはなかなか骨が折れます
私にとって気持ちよく過ごせる春は、スギ花粉がおさまってくれてからの短い期間です。それはだいたい4月中頃で、たいてい昼はシャツ1枚でも暑いなと感じ、夜はコートを着てちょうどよいくらいの寒さという具合です。
気温差は大変ですが、気持ちは晴れやか。手放せなかったマスクを勢いよくゴミ箱にシュート。この時期は一枚袖の軽いコートを羽織り、カーディガンに青めのシャツを着るというのが定番ですが、その時期に身につけるもので最近困っているのがバッグです。
これまではUSメイドのバックパックや、旅先で買った博物館や美術館のペラペラのトートバッグに仕事道具を放り込んで使っていたのですが、ここ数年、本当にこれでいいのかなと迷い始めました。そろそろ、いい大人ですし、どうなんでしょうかと。
20代からの惰性で服選びをしてきた私のような人間は、他にもいるのではないか。また、バッグについて同じ悩みを持つ方も少なくないのではないか、ということことで今号のファッション特集では「10人の大人が語るマイバッグ」というページを作りました。
素敵な大人たちは、どんなバッグを、どんな風に使いこなしているのか。春のファッション特集を読みながら、装いの仕上げにバッグのことも考えてみていただければと思います。
