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「通いたくなるミュージアム」編集後記:ミュージアムショップまでが展示です

2025年1月10日発売 No.1023「通いたくなるミュージアム」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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ミュージアムショップまでが展示です

初めてミュージアムと呼ばれる場所に訪れたのは、多分小学生の頃の遠足。年を経て、同じ場所に行く機会も何度かありました。同じミュージアムのはずなのに、その時に関心のあるものや、自分の知識量によっても、鑑賞体験は訪れるたびに全く異なるものになります。

今号では、国内外の新しい施設や、偏愛を極めた蒐集品の博物館など、通えば通うほど新しい発見があるミュージアムを特集しています。

ミュージアムごとの展示物を楽しむのはもちろん、博物館や美術館に行くと必ず入ってしまうのがミュージアムショップ。特集では、ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美さんと、魅力あるグッズをセレクトしました。

そして今回、大澤さんの話で特に私が惹かれたトピックは、ミュージアムショップはお土産屋さんではなく、“展示室の延長、博物館の一部である”ということ。ミュージアムグッズは、博物館に収蔵されている資料の良さが、一番伝わる形でアウトプットされたもの。

どの資料が、どんなグッズになっているか、そこに意識を向けることで、展示物の見方も変わってくるそう。基本的には最後に観るであろうミュージアムショップを観た後、改めて展示を観直すのも、新しい鑑賞体験になりそうです。

BRUTUSの無料会員サービス「WITHBRUTUS」では、今回紹介したグッズのプレゼントキャンペーンも実施。ぜひ応募して、気になったグッズのミュージアムに足を運んでみてください!

今回取材で訪れた兵庫県の〈宝塚市立手塚治虫記念館〉でもグッズをゲット。記念メダルにその場で刻印もできる特別仕様。
No.1023「通いたくなるミュージアム」ポップアップバナー

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