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Tシャツには人が出る。スポーツニッポンMLB担当記者・柳原直之

たかがTシャツ、されどTシャツ。Tシャツは、一枚一枚が持ち主の人生を雄弁に物語るものだ。スポーツニッポンMLB担当記者・柳原直之さんにお気に入りのTシャツを教えてもらいました。

text: BRUTUS / edit: Tamio Ogasawara

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Tシャツ天国のLAで、思わず脱・襟付き

年間で180日ほど、襟付きのシャツを着てメジャーリーグを取材しています。しかし長い期間アメリカで現地の人たちの自由で楽しそうな着こなしを見ていると、だんだんTシャツやキャップを買いたくなってくるんです。

これはアメリカ西海岸を中心に人気のハンバーガーショップ〈イン・アンド・アウト〉の75周年Tシャツで、2023年夏に買った一枚。ドジャースでは中継ぎのジョー・ケリー投手が球場入りの際によくここのTシャツを着ています。大谷翔平選手はいつも〈ボス〉か〈ニューバランス〉です。

MLBでは困ったことに、オールスターや何かの記録達成、プレーオフなど、限定Tシャツが次々と出てくる。どんどん集まるし暑いのもあって、最近Tシャツでの取材を解禁しました。

〈イン・アンド・アウト〉の75周年Tシャツ
ほかにアリゾナ限定の黒T、カリフォルニア限定の白Tも所有。先日のオールスターTシャツもしっかり大谷翔平の17番を購入。

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