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Tシャツには人が出る。〈WTAPS〉ディレクター・西山徹

たかがTシャツ、されどTシャツ。Tシャツは、一枚一枚が持ち主の人生を雄弁に物語るものだ。〈WTAPS〉〈DESCENDANT〉〈FPAR〉ディレクター・西山徹さんにお気に入りのTシャツを教えてもらいました。

photo: Shunya Arai / text&edit: Tamio Ogasawara

ロングスリーブのTシャツが、海の上での、夏のマナーです

魚と釣りが大好きな息子と海で釣りがしたくて、数年前に1級船舶免許を取りました。それから毎週末、海に出るようになって気がついたのは、何時間も船にいると日焼けしすぎて、ロングスリーブでないと全然無理!ってことでした。

実際にロングスリーブの方が涼しいくらいですし、まくれば半袖にもなりますから。いつもは光を吸収しない白が多いですが、こういったブルーも着ています。今シーズン下ろしたばかりの〈DESCENDANT〉のもので、もうすでに紫外線で色褪(あ)せて古着のようになってしまいました。

一般的には海だとラッシュガードが多いけど、ハワイとかLAに行くと、だいたいみんなコットンのロングスリーブですし、綿の方が肌に馴染むから好きなんです。海辺で暮らす人たちを見ていると、アメリカでも日本でも日差しから身を守るための理にかなった着方をしているので参考になりますよね。ちなみに、夏の休日はいつでも海に入れるように一日中スイムショーツです(笑)。

〈WTAPS〉〈DESCENDANT〉〈FPAR〉ディレクター・西山 徹
いつもは神奈川・三浦の海が多いが、この日は出張で訪れた徳島・鳴門の海へ。ビーチサンダルは〈SCOTT〉、腰に巻くのは必需品の〈ヘリーハンセン〉のライフジャケット。