色合わせで遊ぶ、大好きな缶バッジ
今日のアクセサリーについて教えてください。
僕の新ブランド〈LASTMAN〉と〈SAINT Mxxxxxx〉で作ったカラフルなカーディガンの色を拾い、缶バッジやピンズをたくさん着けました。〈visvim〉のジャケットの右ラペルに着けた缶バッジの「NEVER CHANGE LIFE(ブレない人生)」というメッセージがすごく好きで、これだけ着けることも。
アクセサリーを着ける時のルールは?
色合わせを重視。服を机に置いて、絵を描くように色を重ねます。
アクセサリーの着け方で参考にしている人は?
レッチリのチャド・スミスがTシャツを選ぶ時の遊び感覚に似てるかな。
アクセサリーの選び方で大切なことは?
出会いが大切。昔から音楽が好きだから今でも古着屋に行ったら必ずチェックしています。1,000円以下で買えるのが良い。
クラシックに楽しむ、ヴィンテージのブローチ
今日のアクセサリーについて教えてください。
1940年代の〈ELZAC〉のトライバルブローチ。素材はウッドとルーサイトを用いて、天使の光輪と羽をシャープかつコミック的に表現している。
アクセサリーを着ける時のルールは?
特にルールはなく、余白に点を置くような感じでブローチを楽しんでいます。クラシックなイメージで襟元のセンターに着けるのが好き。ジャケットに着ける場合は、あえてラペルからはみ出した位置に着けるとお洋服に動きが出て面白い。
アクセサリーの着け方で参考にしている人は?
アンティークフォトなどで、ブローチを着けている写真に興味を惹かれることが多い。
アクセサリーの選び方で大切なことは?
気に入ったブローチをまずは所有してみることが大切。既成概念にとらわれず柔軟な感性で楽しんで。
手仕事と素材の美しさで選ぶ、自分にとって特別なもの
今日のアクセサリーについて教えてください。
安全ピンでラフに着けた左は、約100年前のエジプトのコプトクロス。誰かが肌身離さず身に着けていたのか、彫られた模様がすり減っている。真ん中は、店の1周年を記念して金沢の紙漉(す)き職人に作ってもらった二俣和紙を使った缶バッジ。蓑(みの)の柄がモチーフです。右はケニアのマサイの戦士が持っている盾をイメージしてデザインされた、作家の秋友美穂さんの作品。時が経つにつれブロンズの素材が酸化して、色が変化していくところが好きです。
アクセサリーの着け方で参考にしている人は?
80年代ロンドンのThe House of Beauty and Cultureに参加したジュディ・ブレイムのアクセサリーやその装い。
アクセサリーの選び方で大切なことは?
幼少期は厳しいキリスト教の家庭で育ち、男性は結婚指輪も着けてはいけなかった。そのためアクセサリーは自分が本当に好きだと思えるもの、自分にとって意味があるものを選びたいと思っています。
インスタレーションのように、好きなものをカスタムする
今日のアクセサリーについて教えてください。
缶バッジのほか、安全ピンやクリップで付けたのは、饅頭の箱に入っていた紙、クリーニング店番号タグ、腕時計3本、昨日買ったスティーヴン・パワーズのシルクスクリーン。チベットの寺院で目にするルンタという5色の祈祷旗は、風で揺れるたびにお経を唱えるのと同じ効果をもたらすといわれているもの。春一番が吹いた今日にぴったり。
アクセサリーを着ける時のルールは?
アクセサリーではなく、内覧のみの展示というところでしょうか。
アクセサリーの着け方で参考にしている人は?
露天商を追われた、謎の時計ディーラー風。CDは80年代によくアクセサリーにしてる人いましたよね!といった思い出しにリアリティがあり、そこから盗むんですよ、センスを。