20年間で、集めた数は1,000個超
木村明香(フリーデザイナー)
きっかけ
小学生の時、文具関係の仕事をしていた伯父にもらった文房具の中に、だるま落としの消しゴムを発見。「学校に持っていける唯一のおもちゃ」として興味を持ち始める。
楠田枝里子
消しゴムコレクターとしても知られる楠田枝里子氏の著書『消しゴム図鑑』に衝撃を受ける。ジャンルで分けるなど、アーカイビングの方法を参考にしつつ、意識的に蒐集(しゅうしゅう)開始。コレクションはインパクトが強いものから順に1軍〜3軍にカテゴライズして押し入れに収納してある。
オリジナル
消しゴムへの愛が高じて、文具メーカーに入社。図鑑シリーズはその時に自ら企画した商品。
仲間
自身のホームページを制作したのを機に、それまではなかった同種のコレクターとの繋がりが生まれ、展示会などに参加するようになる。
ネット万歳!
今やレアものの主たる入手先はネット。ずっと憧れていた昭和天皇在位60年記念コイン型消しゴムを手に入れられたのも、ヤフオクのおかげ。
行きつけ
実店舗では、中野ブロードウェイの〈ガオッチ〉に、レトロなものが充実している。川崎にある〈たんたん〉もお勧め。
中国
中国には温度計が組み込まれたものなど、用途不明な製品が充実しているので、買い物旅行でぜひ行ってみたい。
野望
ホームページには外国人からの反応もあるので、海外でもコレクションの展示をしてみたい。