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センスのいい鉱物好きの飾り方。〈トムウッド〉ファウンダー兼 クリエイティブ・ディレクター、モナ・ヤンセン

好きな石を手に入れたら、日々眺めて楽しみたい。そこでセンスのいい鉱物好きを国内外に訪ね、自宅やアトリエを拝見。飾りかたのコツを聞いてみた。お気に入りの石が一つあれば、すぐ真似できるはず!

photo: Calle Huth/C+E Studio / interview: Kosuke Ota

シンプルに飾り、美しさを引き立たせる

「鉱物はいつも新鮮なインスピレーションをくれるんです。私たちより多くのものを見てきたであろう石たちの持つエネルギー、そして自然が生み出したオーガニックな美しさに魅了されています」と語る、ジュエリーブランド〈TOMWOOD〉のファウンダー兼クリエイティブ・ディレクター、モナ・ヤンセンさんのアトリエには、多くの鉱物が飾られている。

モナ・ヤンセンさんのアトリエ
よく見ると至るところに石の姿が。木製キャビネットの横の黒いプレートに置かれているのはイタリア産のジャスパーで作られた石のオブジェ。パリのマーケットで見つけたそう。



ノルウェーの西海岸にある小さな島で育ったモナさんは、家族揃って大の石好き。幼少期から、海岸で石や貝を収集していたそう。

「ここにあるのは、思い出のある石や特に気に入っている石たち。ムードボードのそばのピンクの石はノルウェーで採れたチューライトで、知人のデザイナーと一緒に作ったキャビネットに入れて飾っています。新作のジュエリーにも取り入れたシトリンや小さなクォーツなどはシンプルな白いプレートに並べ、色や形がより綺麗に見えるようにしています」

ブランドで手がけるプロダクトにも通ずるミニマムな世界観を好むモナさんは、鉱物を「存在そのものが小さな彫刻」と称する。「地球の一部である石は、そこにあるだけで存在感を放つ。だから、特別なことはしなくていいんです」