中武康法のマイ・ルール
着ると仕事が片づく⁉頑張り時のユニフォーム
知らず知らずのうちからワードローブの1軍に君臨していたと感じるくらい、デニムウェアは自分にとって絶対的なアイテムなんです。晴れの舞台以外は、毎日どこかしらデニム。「今日は働くぞ!」という頑張り時には、デニムジャケットを選ぶ。フォトジャーナリズムの先駆け的な雑誌『LIFE』で炭鉱作業員がGジャンを着て働く姿を見て、ワークウェアの原風景に触れた日から、私の中で袖を通すと気合が入る特別な存在になりました。
足元が革靴だと当時のリアルワーカーに寄りすぎてしまうと思うので、職場のある神田神保町にも馴染むよう、いつものローテクスニーカーと、マイ定番のパンツ丈で抜け感を出すようにしています。
Coordinated Items
関 杏輔のマイ・ルール
着込んでリメイクも駆使した、世界で一着のマイ・ヴィンテージ
人と違う格好をしたいと思うファッションの初期衝動は今も持ち続けています。だから、買った時から味わいのあるヴィンテージのデニムが昔から好き。自分らしさを追求した結果、さらにリメイクを施すことに行き着いて、着なくなったニットを解体して合体させたのが、このデニムジャケットです。どちらも昔からのマイ・スタンダードなので、体に自然と馴染む。
自分のサイズより2サイズ大きいXXLのトラッカージャケットがベースなので、肩に掛けたり、袖をまくったり、腰に巻いてみたり、色々な着方を試しています。そうやってチューニングを繰り返すことでしっくりきた着方が、自分なりのニュースタンダードになるのだと思います。