富山のおいしい酒場
案内人：池崎茂樹（〈ワインバーアルプ〉店主）
DOBU6（ドブロク）
いい酒、いい魚に、いい音楽。流行とは無縁の酒ロック酒場
・ブルース、ロック好き店主による、いい音楽が流れます。
・バーボンのような茶色いお酒が似合いそうなのに、日本酒厳選店。
・それに合う、気の利いたつまみも多数。
・スルメイカを使った「イカの丸干し肝いり」や「鯨（くじら）の昆布締め」など。
〈DOBU6〉のイワシの梅煮500円は伝統の郷土料理。水産物の宝庫、富山で獲れたイワシを梅干しと煮ることで、骨まで軟らかく。天然ものなので、ある時ない時様々です。 
富山の版画家、西藤博之さんによる版画ラベルの日本酒「SRV35」は〈DOBU6〉限定。木彫りのぐい飲みも同じく西藤さんが作ってくれたものだとか。
teppan den en
令和に迷い込んだ、どう見ても昭和な鉄板焼きの新店
・チャキチャキの女性店主がおもてなし。
・生地はふわふわ、具はザクザク。独特の濃厚さがビールを呼ぶお好み焼き。
・コシのある冷めても旨い焼きそばも。
・食べ歩きの独学で編み出したレシピ。
・なぜかカウンターには〈レ・クリント〉のペンダントライトが。
飛弾（ヒダ）
次世代のいい酒場には、おでんとワインがある
・お酒を中心としたおでん酒場。
・地元では一般的な素朴な魚介も、スター級の具材へと昇華。
・バイ貝ははんぺんに。生クリームを使い、もはやテリーヌのような滑らかさ。
・バイはんぺんは滋味深き赤ワインで。
・一品料理の漬物や豆腐まで手作り。
おでん各100円〜。
樹亭（きてい）南店
らしい食材を使わずとも、表現される富山の郷愁
・あくまでラーメン屋だが、おつまみいろいろ。焼き鳥とかおでんとか。
・タオルを巻き、汗かきながら働いている親父さんは寡黙だけど優しい。
・スピードメニューのチャーシューメンマでさえ、温めて出される丁寧さ。
・ラーメンは黒め、濃口の醤油味。
