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地元の顔がナビゲート!日本全国おいしい酒場百選 〜那覇編〜

酒とおいしいものを愛する各都市の案内人たちが、普段から通うとっておきの酒場を教えてくれました。今回は那覇編!那覇で飲む泡盛は格別。ということで今回は泡盛の酒場にフォーカスして案内してもらいましょう。お初の南国珍味もご一緒にどうぞ。

edit: Tamio Ogasawara / text: Ryota Mukai

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案内人:比嘉康二(泡盛バー〈A STAND〉主宰)

小桜

1955年創業の老舗酒場で、昔ながらの沖縄料理を味わう

・戦後を思わせる風情ある店構え。
・42の酒蔵の新酒をおちょこ1杯300円から気軽に楽しめる。
・泡盛の炭酸割り「Aボール」500円〜。
・各種チャンプルー770円をはじめ沖縄の家庭の味が一通り味わえる。
・器はやちむん、琉球ガラス。

沖縄〈小桜〉塩ナンコツソーキ
中央下の大皿は塩ナンコツソーキ660円。スルルーの南蛮漬け660円、島らっきょう550円なども。

オニノウデ

泡盛は酒器だって奥深い。その世界を垣間見る博物館的酒場

・やちむん通りの入口に立つ、酒器も収集する通好みな酒場。
・店名は太く長い泡盛の徳利の名に由来。
・壁一面に並ぶ泡盛をおちょこで100円からちょこちょこ飲ませてくれる。
・沖縄の食材にこだわり、アテの漬物から豚の血の炒め物など珍味も味わえる。

沖縄〈オニノウデ〉店内

泡盛ワンショット(30ml)100円から、プラス100円で炭酸割りにもできる。

カラカラとちぶぐゎー

種類も飲み方もなんでもござれ。さながら泡盛のテーマパーク

・店名は沖縄の酒器カラカラと古酒用の小さなちょこ・ちぶぐゎーから。
・泡盛マイスターの長嶺夫妻が切り盛り。
・甕(かめ)に入れ店で育てる貴重な古酒もちょこ1杯400円から飲ませてくれる。
・締めに食べたい沖縄そば450円〜は自家製麺を使ったこだわりの一品。

沖縄〈カラカラとちぶぐゎー〉の料理

写真はふーちゃんぷるー800円、島らっきょう650円など。イカスミ握り3貫500円をはじめオリジナルメニューも豊富に揃える。

魚河岸

鮮魚のバター焼きが酒に合う!地元の“モアイ”に会えるかも

・観光エリア・国際通りのそばながらも地元民が集うアットホームな酒場。
・獲れたての魚が日々たっぷり入荷。
・刺し身はもちろん、バター焼きや塩水の蒸し煮・マース煮での提供もあり。
・泡盛750円〜は水割りやソーダ割りで気取らず楽しもう。

沖縄〈魚河岸〉ビタローのバター焼き
ビタロー(フエダイ)のバター焼き2,300円〜。

AWAMORI+

新潟出身の店主が手がける、泡盛愛に溢れたバー

・200以上の泡盛を揃えるバー。
・その日の一杯は泡盛マイスターの資格を持つ店主・酒井喬史さんにお任せを。
・琉球伝統菓子・冬瓜漬け600円をお供に古酒(くーすー)を嗜(たしな)むのもオツ。
・昔ながらのチャンプルー780円など泡盛飲みに最適化されたお品書き。

沖縄〈AWAMORI+〉マグロ

フードには上質なものを仕入れた時のみ提供する県産マグロ600円、クリスピーピザ700円なども。

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