案内人:清政光博(〈READAN DEAT〉店主)
新京本店(シンキョウホンテン)
使い方はまるで自由な、朝6時までの深夜食堂
・中国四国地方最大の歓楽街・流川の中。
・肉じゃが、マカロニサラダ、玉子焼、焼き魚など至極家庭的惣菜が約40品。
・惣菜が溢れるショーケースは、もはや広島の美景。眺めて飲む酒も旨い。
・締めにはシャバシャバ系のカレー汁。ウコン強めで二日酔いにも効く。

お惣菜はお皿に盛られた状態でスタンバイしているので、注文後即納品。
リヴァーカフェ
料理もお酒も前衛的なのに、なんだか実家感あり
・紅茶漬け合鴨ロースト、酵素玄米焼きおにぎり、マンゴー入り生春巻き……。
・店主の感性で作る無国籍料理の数々。
・自家製シロップの変わり種酒が多め。
・看板は生姜(しょうが)、唐辛子などを漬けたチリジンジャーシロップのチューハイ割り。
・腹八分目推奨。締めは手作りスイーツ。

むしやしない
創作中華をドンと引き立てるのはナチュラルワインと意外と日本酒
・10席ほどのアットホーム空間。
・店主の閃(ひらめ)きや個人的な思い出が詰まる、地の食材を使ったモダン中華。
・オイリーに煌(きら)めく激辛麻婆豆腐は必食。
・中華には辛口の純米酒の燗も試して。
・なみなみ注がれる「本日のがぶ飲みワイン」は800円とお得。

激辛麻婆豆腐950円は辛さ調整もできますよ。
蒼(アオ)ぁぉ。
旬の海鮮は柑橘を搾って。これがお酒にもよく合うんです
・こだわりありな魚料理は、6月になると広島県産の小鰯(こいわし)のお造りが登場。
・肉は「コウネの炙(あぶ)り焼」など。コウネは牛肩バラ肉の一部で広島の庶民食。
・日本酒は広島と県外酒と半々。
・口当たり柔らかでフルーティな味わいの「雨後の月」は、1合850円。

ワインハウスマコ
飲み助だけに扉が開かれるお酒主体のフレンチビストロ
・カウンター7席に、料理は約10品。
・ワインハウスだけどウイスキー、ブランデー、薬草酒、ビールに焼酎まで。
・ラムハンバーグ2,300円は、香り付けの乾燥ハーブを眼前でファイヤー。
・お酒を楽しむことが第一コンセプト。ということで、下戸殿の入店は……。
