栃木/日光市
山、滝、湯葉にかき氷。“名水の旅路”を追いかけて
登山をしていると、山中や麓の里で名水に出会うことが多いですが、古くから山の湧水を使って天然氷を作る日光は山と水、里の暮らしの繋がりを実感できる場所。名水の源は山に降った雨や雪。日光連山へ続く霧降(きりふり)高原を歩いて、地中を流れる水に思いを馳せます。
下山後にはその水を使った天然氷のかき氷を食べてクールダウン。霧降の滝まで足を延ばせば、水の旅路を追体験できるはず。2日目は水の神様を祀(まつ)る〈日光二荒山(ふたあらやま)神社〉へ。ここに湧く「霊水」は、酒の仕込み水や湯葉用の大豆の浸し水として使われているそう。日光の人と水の繋がりを象徴する存在です。
SCHEDULE
1日目
09:30 東武日光駅前にある〈金谷ホテルベーカリー〉でトレッキング用のパンを購入。
11:00 車で移動し、霧降高原でトレッキング。小丸山まで登り、里へと水を運ぶ霧降の滝の水源となる赤薙山(あかなぎさん)を眺める。
14:30 チロリン村の〈カフェ・アウル〉で日光の天然水を使った天然氷のかき氷を食す。
15:30 日光三名瀑の一つである霧降の滝へ。
17:00 〈レイクサイド日光〉にチェックイン。
2日目
08:00 ホテルで朝食後、戦場ヶ原を散策。
13:00 〈魚要〉で湯葉そばのランチ。山で磨かれた水のありがたさを舌で感じる。
14:00 水神を祀る〈日光二荒山神社〉を参拝。本殿裏の「霊泉」で水をいただく。
17:00 〈日野屋酒店〉でお土産の地酒を買う。
18:30 〈ステーキハウス みはし〉で夕食。