長野県/大町市
“山小屋の図書室”で山を知り、
北アルプスを一歩深く楽しむ
大町市は立山、黒部へとつながる、後立山、裏銀座ルートの玄関口。2021年オープンの〈三俣山荘図書室〉では、山小屋の本棚を町で体験できて、遠く北アルプスの世界を感じられます。店主の伊藤圭さんは北アルプス最奥の地、黒部源流にある〈三俣山荘〉のオーナー。
父上は、敗戦直後、山小屋を占拠する“山賊”との邂逅を描いた名著『黒部の山賊』を記した伊藤正一氏です。図書室にはアウトドアギアの展示もあって、山気分が盛り上がる!というわけで翌日は山へ。黒部源流への入口〈湯俣温泉 晴嵐荘〉はクライマーたちの初登攀争いの舞台になった名所です。
SCHEDULE
1日目
11:00 信濃大町駅から〈三俣山荘図書室〉へ。コーヒーを飲みつつ、図書室の本を読む。
15:00 〈大町山岳博物館〉で大町の歴史に触れる。
18:00 〈北アルプスブルワリー〉で北アルプスの水を使ったクラフトビールを買う。
19:00 〈山岳旅館 いとう〉にチェックイン。買ってきたクラフトビールで部屋飲み。
2日目
08:00 レンタカーで七倉ダムへ行き、その先は専用タクシーに乗り換えて高瀬ダムへ。
09:00 高瀬湖沿いを歩いて湯俣温泉へ。片道3時間ほどのハイキング。
12:00 〈湯俣温泉 晴嵐荘〉で北アルプスを見上げながら露天風呂。食堂で昼ご飯。
15:00 伊藤正一が切り開いた黒部源流への登山道、伊藤新道の入口を見て、帰路へ。
19:00 信濃大町駅着。