熊本/熊本市ほか
南蛮伝来の酒と菓子を辿り
その文化と味を楽しみ尽くす
ポルトガル料理を愛する身としてやってみたいのが、戦国時代に武将たちちが飲んだという南蛮渡来のワイン「珍蛇酒」に思いを馳せる旅。
熊本では、小倉藩主・細川忠利による純国産のブドウ酒製造について研究する〈永青文庫研究センター〉へ。研究員の方に珍蛇酒についてお話を伺いたい。
夜はポルトガルワインだけを扱うレストラン〈山ねこ軒〉へ。珍蛇酒のマニアックな話を面白がってくれる店主と南蛮トーク。日中、時間があれば南蛮菓子について聞き込みも。鹿児島ではザビエルの足跡を訪ね、最終便までポルトガルワインに詳しいレストラン店主たちと語りたい。
SCHEDULE
1日目
09:30 熊本空港着。レンタカーで〈熊本城香梅庵〉へ。南蛮菓子「加勢以多」の資料を見せてもらいながら、お菓子を食べる。
12:00 熊本大学の〈永青文庫研究センター〉で細川忠利のワイン醸造や珍蛇酒について聞く。
13:30 馬刺しのおいしいお店でランチ。
15:30 〈熊本県庁〉で、幻の南蛮菓子「松の雪」が買える店を聞いて訪れ、宿へ。
19:00 タクシーで〈山ねこ軒〉へ。ポルトガルワインを飲みながら店主と南蛮トーク。
2日目
08:00 車を返し、新幹線で鹿児島に移動。〈ザビエル公園〉でザビエルたちに挨拶し、〈ザビエル記念聖堂〉で旅の成功をお祈り。
12:00 〈レシフェ&テレザ〉でポルトガルワインが並ぶセラーを見学。ランチしつつ、オーナーたちと珍蛇酒トークを爆発させる。