フレグランスを使うだけの時代は終わりです
コロナ禍を経て大ブームとなっているフレグランス業界。様々なブランドや香調、ジェンダーレスで楽しめるような香りも増えていて、その人気は老若男女に広がっている。
でも、意外とシーンによって使いこなすのが難しい、つけすぎてもはや“香害”となっている人もいて、なかなかハードルが高いと敬遠しがちな人も多いはず。そんな人はもっと別のアプローチで、自由に香りを纏(まと)ってみてはいかがだろう?香りを食べたり、塗ったり、着たりすることで、フレグランスとは一味も二味も違う楽しみ方を発見できるはずだ。
そう、清潔感のある香りとは、もしかしたらあくまでさりげなく、どこからかほんのり漂ってくるようなくらいでちょうどいいのかもしれない。
香りを塗る
LE LABO/マッサージ & バス オイル
ビタミンEとホホバオイル配合で、保湿しながら肌をきめ細かに柔らかく、滑らかにしてくれる〈ル ラボ〉のボディ用オイル。入浴時やマッサージに使うのはもちろん、ドライスキンに塗っても嫌なべたつきがなく、ボディケアとして活用可。
ふわっと肌と一体化したようなさりげなさが、香水とも違う香りの楽しみ方を広げてくれる。ブランドを代表する人気の5種の香りが揃う。

香りを着る
Santa Maria Novella/シルクサシェ、アルメニアペーパー
香水以外のアイテムも充実している〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉では、クローゼットで楽しむ香りに注目。オリエンタルスパイスの浸剤を染み込ませたペーパーや、トスカーナ地方の丘陵地に自生する植物の葉や花、つぼみをミックスしたポプリ入りのサシェは、柔軟剤とも違う、まさに清潔感を“着る”ことができるベストセラー。

上/各40g 各7,700円、下/18枚 4,400円(サンタ・マリア・ノヴェッラ・ジャパン TEL:03-6384-5188)
香りを食べる
THREE/センティッドアルケミー チューンズ
鼻で嗅ぐのとは異なる、口の中で香りを嗜(たしな)む“口中香”という新たなアプローチ。コラーゲンのゼラチンでできたハードグミを噛むことで、ハーブとスパイスの刺激が心地よく口の中に広がって、一粒で気分転換に。
咀嚼(そしゃく)するたびに舌と脳で感じる、フレグランスとはまったく異なる香りの楽しみ方は、一息入れたい時や集中したい時の切り替えのタイミングとしても活用したい。
