3つのポイント
1.高級素材で体に優しい大人のグッズが揃う。
2.グッドデザインなアパレルラインも展開。
3.学校の更衣室のようなインテリアも見応えあり。
「世界最古のスポーツ」を楽しむための進化系セックスショップ
ニューヨークのデートシーンにおいて、セックスは極めて重要だ。多くのカップルは、交際前の“お試し期間”に肉体関係を持つ。つまり、その相性の良さが今後真剣交際に発展するかを左右するのだ。
「セックスは世界最古のスポーツ」をコンセプトにした店〈コンタクト・スポーツ〉ができた背景には、そういったご当地事情がある。
売られているのはユニークにセレクトされたアダルトグッズ。入口にはバラのブーケのコーナーが。店内には一見するとそのようには見えない早漏防止スプレーや、24金プレーテッドが施されたディルド、水中でも使える（！）低刺激性潤滑油など、グッドデザインなアイテムが揃う。
約18万円！ずっしり重い最高級ディルド1,249ドル。 
バケットハット58ドルは普段使いに。 
無香料・シリコンフリーの減感剤25ドル。 
ルブリカント（潤滑油、左）25ドルやアロマキャンドル（右）25ドルなど。
店内はロッカールームをイメージしてデザイン。ポルノ女優のサーシャ・グレイや元アイスホッケー選手のウェイン・グレツキーらの名前を各コーナーに冠し、セックスとスポーツ、それぞれの“プレーヤー”をミックスした仕掛けになっている。
主な客層は好奇心旺盛な若いカップルや、マンネリ化を防ぎ刺激を求める年配夫婦など。
「性行為はスポーツと同じようにギア（道具）を使うこともあるし、チームでも、一人で打ち込むこともできる。性をタブーとして扱うのではなく、オープンな空間を作りたかったんだ」と同店は話す。
健康的な人生のためには性生活の充実は必須。日本に上陸したらちょっとした革命になりそうだ。
内装はコスメブランド〈グロッシアー〉の店舗デザインで知られるマデリン・リンゴ。 
バラのサインは〈ローズボウル・スタジアム〉のロゴが着想源。
