ハワイ土産の
マグネット秘話
ブルータス読者の皆様、はじめまして!
マグネットコレクターのmagsterです。この度コレクションZINE『収集百貨』を制作した4人で連載を始めることに。本誌が書店に並ぶ“十月一日”は「十」と「一」をプラスマイナスに見立てた「磁石の日」ということで、第1回は収集にハマるきっかけになったマグネットをご紹介。
アメリカン雑貨好きな祖母がハワイのマグネット専門店で購入した本物そっくりの野菜のマグネット。実は1980年代、家庭で冷蔵庫の扉に飾るキッチンマグネットがアメリカではかなり流行っていて、これもその時期のもの。
食品サンプルそのものじゃん!と気になりせっせと調べてみると、日本の代表的な食品サンプルメーカーのいわさきが当時のアメリカではまだポピュラーではなかった食品サンプルを広めるために現地法人で製造販売していたものということが判明。今ではNIPPONみやげの定番の食品サンプルグッズは、実はアメリカからスタートしていたとは。
集めると生まれる疑問、見えてくる歴史。だから収集はやめられない。つづきはまた次回に!