問屋街に出現した、ラテアート世界チャンピオンのカフェ
オーナーの李維軒(リウェイシュエン)さんは、台北出身。学生時代に故郷の大手コーヒーチェーンで働いた際に、ラテアートに関心を持った。これを極めようと来日し、アジア人初のラテアート世界チャンピオンに輝いた澤田洋史さん監修の〈ストリーマー コーヒー カンパニー〉に勤務。その後も自身が深くコーヒーに関わる中で、スペシャルティにも目覚めていったという。2022年には世界大会『フリーポアー・ラテアート・グランプリ』で優勝。
現在はこの店を含め、都内で3店のカフェを経営する。エチオピア、コロンビア、タンザニアから成るエスプレッソブレンドで淹(い)れるラテが一番人気で、マシンはオランダ〈キースファンデルベステン〉を使用。ほかにタピオカドリンクも注文可。