王道の上海風や香港風から、あえてのソース焼きそば、変わり種のジャガイモ麺まで。炒めた麺の香ばしさは、つまみにも〆にもぴったり。一口すすれば幸せ広がる、宴会の強い味方です。
東新宿〈山西亭(さんせいてい)〉

・ジャガイモに小麦粉をまぶして蒸した麺は山西省のソウルフードで、ニョッキに似た独特のふわふわ食感が特徴。
・塩、ネギ、唐辛子、ニンニクのみを使ったシンプルな味つけに、黒酢の追いがけが山西流。
学芸大学〈中華銘菜 慶(ちゅうかめいさい チン)〉

・専用の細麺は蒸した後にゆでて水にさらし、さらに焼くことで独特の歯応えが生まれる。
・手間がかかるため一度メニューから外したが、常連客からのラブコールで復活した逸品は、焦がし醤油の香ばしさでつまみにも最高。
五反田〈梅林(メイリン)〉

・銀座の〈維新號〉で修業を積んだ先代が1968年に創業。常連客の要望を受け増えたメニューは、焼きそばだけで15種類!
・肉ソース焼きそばは、豚肉に酒や卵で下味をつけ軟らかく仕上げるなど随所に技が光る。
渋谷〈揚州商人(ようしゅうしょうにん)渋谷センター街店〉

・昨年秋、肉たっぷりにリニューアル。
・4種類から選べる麺はどれも自家製だが開発に3年かけてコシともちもち感のバランスを追求した揚州麺がイチオシ。
・黒酢を後がけするのもおすすめだそう。
代々木八幡〈宝味八萬(ほうみはちまん)〉

・水不使用の卵麺は焼きそば専用の自家製。
・醤油ベースの特製たれがよく絡む独特のワシワシ食感が特徴。千切りショウガと白髪ネギのシンプルな薬味が風味に奥行きを与える。
・多い日で100食オーダーが入る人気商品。