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食通たちが厳選する、定番中華の名店5軒:春巻き編

今日はあの料理がどうしても食べたい!そんな中華な気持ちもある。今回は春巻きの東京の名店5軒を食通たちが厳選!

illustration: Shinji Abe / photo: Koh Akazawa, Kenya Abe, Ren Arimura, Mamico Ando, Takako Iimoto , Kazuharu Igarashi, Hikari Koki, Kazufumi Shimoyashiki, Jun Nakagawa, Shu Yamamoto, Shin-ichi Yo koyama / text: Koji Okano, Urara Konishi, Nozomi Hasegawa, Ami Hanashima, Fuku suke Fukuda, Majyokkorei, Ryota Mukai

あんを皮で巻き、カリッと揚げる春巻き。その肝はあんだけではなく巻き方にもある。空気を含むようふわりと巻けば、スナックのように軽やかな食感に。中国で朝食や飲茶(ヤムチャ)として親しまれているのも納得。

東銀座〈味の中華 羽衣 銀座本店〉

味の中華 羽衣 銀座本店 羽衣特製ロングロング春巻
羽衣特製ロングロング春巻1本 750円

・15年ほど前に誕生。衝撃の長さに、配膳するたび注文が入り瞬く間に人気メニューに。
・中はさながらおいしい金太郎飴。どこを切っても、プリプリのエビ、エビ、エビ!
・紙ナプキンで包んで手でいただきましょう。

赤坂〈トゥーランドット 臥龍居(がりゅうきょ)〉

トゥーランドット 臥龍居 具だくさん春巻き
具だくさん春巻き1本 500円

・春巻きは食感。「薄氷を踏んだ時のような」軽やかにパリッと割れるもろさが魅力。
・あんは濃厚な味わい。たれなしでどうぞ。
・旬の食材を使った春巻きも。2、3ヵ月に1度のペースで更新される。

池袋〈沸騰小吃城(ふっとうシャオチーチェン)〉

沸騰小吃城 あみあみ春巻き/漁網春巻
あみあみ春巻き/漁網春巻3本 605円

・上海の飲茶で親しまれてきた一品。
・エビ、キクラゲなどのあんを小麦粉の網の生地で包み、大豆の油でじっくり揚げる。
・軽く甘味があり、さながらスナックの味わい。
・たれはケチャップ(!)。これが合うのよ。

六本木〈桃仙閣(とうせんかく) 東京〉

桃仙閣(とうせんかく) 東京 玉子皮の春巻
玉子皮の春巻4cut 1,518円

・島根・松江にある本店の味を引き継ぐ一品。
・本店出身・中国人点心師が手がける。
・あんを薄焼き卵で巻き、衣をつけて揚げる。外側はサクッと、そのすぐ内側はふわっと。
・スダチを搾ってさっぱりいただきます。

中目黒〈中國飯店 花壇〉

中國飯店 花壇 世界一?長い海老春巻
世界一?長い海老春巻(約30cm)1本 880円

・30cm四方のパイ生地で巻くから、この長さ。
・あんを強めに巻き低温からじっくり揚げることでサクサク食感に。パイ生地なので軽やか。
・あんにはたっぷりのエビとニラ。
・カットは目の前で。快音&ライブ感に浸る。