生産・流通エネルギー削減に配慮した、エシカルなカクテルを気軽に嗜む
昨今、欧州では若者のワインなどのアルコール離れ現象が顕著になりつつある。そんななかハンディな「Ready to Drink」、つまり気軽に飲めるプレミックス(完成された状態)のカクテルドリンクが販売を伸ばしている。そしてこのカクテル商品を、さらに持続可能なものにするため考案されたのが〈Spirito Cocktails〉の商品だ。
ドリンクは再生紙のパッケージの箱に、リサイクル可能なプラスチックバッグでパッケージ。それを氷入りのグラスに注ぐだけで飲める手間いらずさが、大きな支持を得ている。ガラス不使用でゴミ捨ても楽ちん。製造プロセスにおいては商品輸送にかかるエネルギーの削減にも繋がるということ。環境へ配慮し、持続可能性を最大限まで高めることに徹底している。
この商品の魅力は、そのハンディさに加え中身のカクテル自体のこだわりにもある。原材料はイタリア国内の小規模な蒸留所で、熟練の職人技で製造されるスピリッツをチョイス。原材料およびアロマ(香り付け)も、化学的ではない天然の素材のみを使用している。ミキシングはミラノ郊外にある老舗の酒造工場とタッグ。カクテル界の芸術家と名高いミクソロジスト、クリスチアン・マナッシの監修のもと、卓越したアロマと味わいを小さなパッケージに凝縮することに成功したのだ。