ブラックウォッチは、自分のスタイルを語る言葉
高2で〈ステューシー〉のブラックウォッチのボードシャツに出会って以来着続けている好きな柄です。着古すことで、色が淡くフェードしていくカッコよさがある。元はスコットランド軍が用いた柄で、ブラックウォッチとは「暗闇を見張る」の意味。夜番が着るような暗く目立たない紺、濃緑、黒の配色が特徴です。トラッドかつ、ミリタリーの男らしさがある背景にも心を掴(つか)まれました。
いいなと思うチェックの着こなしは、サーファーでアーティストのバリー・マッギー。スリフトで見つけたような色褪(あ)せたチェックシャツを、力の入ってない感じで着ている。僕の場合チェックって好きなカルチャー、スタイルを表現する“言葉”に近いものだと感じています。