質問1「CBDってそもそも何ですか?」
CBDの正式名称はカンナビジオールと言い、いわゆるヘンプ(大麻)に含まれる主要成分の一つです。
ヘンプ成分には400種類以上の植物分子と、THC(テトラヒドロカンナビロール)と言う俗にいうハイになる規制対象の成分、あとは植物性カンナビノイドと言われる活性物質が100種類以上含まれます。植物性カンナビノイドの一つが今注目を集めているCBDで、きちんと日本政府に認められた合法的な成分です。
質問2「CBDにはどんな効果がありますか?」
CBDは、1940年に化学者によって発見されてから、人体との関係性、そして生命科学や医療分野においての大きな可能性が明らかになっています。現在はアメリカやヨーロッパを中心に、日常生活だけでなく、スポーツ、医療の現場など様々な場面で使用され始めています。
CBDは、人間の身体全体のバランス状態を保つエンドカンナビノイドシステムという機能に直接働きかけ、心身のバランスを保ったり、人が持つホメオスタシス(生物恒常性)を活性化し、ベストな状態に持っていってくれます。
一般的にはリラックス効果が高いと言われていますが、それだけではありません。抗炎症作用も強く、不眠症から肩こり、肌荒れ、女性特有の生理問題まである意味いろいろな症状に効くと言えます。2012年に放送されたCNNのドキュメンタリーでは、てんかんに悩む少女にCBDがいかに効果的かという内容で話題になりました。
質問3「CBDは誰でも効果ありますか?」
ある意味、脊椎動物であればすべてに効果的と言えます。ただ人間の場合、比較的大量にお酒を飲み体内が炎症している方などは効果を体感しづらいと言われています。
質問4「CBDの抽出にはどんな種類がありますか?」
ヘンプエキスを精製して粉末にしているアイソレート型、THC以外を残して抽出しているブロードスペクトラム型、THCまで含むフルスペクトラム型です。
CBDの効果としては多様な天然成分が入るフルスペクトラム型、ブロードスペクトラム型がアイソレート型に比べ圧倒的に強いのですが、アイソレート型は無味無臭で扱いやすいという利点があるので、求める方のニーズにより好まれるものは異なります。
ただTHCは日本では規制されている成分なので、フルスペクトラム型はほとんど見かけないと思います。
質問5「CBDにはどんなプロダクツがありますか?」
日本ではサプリメントや化粧品がメインです。ちなみにCBD成分はサプリメントとして飲んでも、クリームなど化粧品として肌に塗っても、どちらでも効果はしっかりとあります。
ただ使用目的や用途によって、アイテムを使い分けるのもおすすめです。
CBDオイルは口の粘膜から吸収されるので、15分ほどでCBDの効果が表れますが、効果を体感するピークタイムは2〜3時間と言われています。
腸溶性のカプセルの場合だと腸までCBDを届けられますので、効果の発現まで1時間ほどかかりますが、効果は5〜6時間感じられます。
CBDクリスタル(リキッドやヴェポライザーなど)は肺から数分で血流に入るので、その分効き目は早くなります。即効性はありますが、効果を体感する時間はオイルよりもずっと短くなります。つまり、早く始まり、早く終わりを迎えるイメージです。
海外、例えばアメリカでは医薬品としても認められているので、サプリメントと両軸で幅広く認知されています。
質問6「CBDの濃度や量はいろいろありますが、何を基準に選べばいいですか?」
CBD製品には様々な濃度表記があります。ただ濃度が高ければその分効果が高いと思われがちですが、実はそういうわけではありません。人によって適正量は変わってくるので、自分の身体と対話しながら、一番効果的だと感じられる適正量を探すことが大切なのです。
濃度以上に、自分が何mgのCBDを摂取しているかを把握するのかが大切です。自分が10mgで反応しているのか50mgじゃないと反応しないのかを感じとることが大切です。
そんなベストな量を探す工程を“CBDジャーニー”と呼びます。ただCBDを摂取しすぎて、身体に悪影響を及ぼすということはありません。
質問7「たくさんあるCBD製品の良し悪しは何がポイントですか?」
やはりCBD原料の質と言えます。綺麗な土で栽培されたヘンプ(大麻)から抽出されたCBDは、それだけ土壌の栄養素をしっかり吸収したものなので、雑味が少なくピュアで効果が高いと言えます。エンドカの製品は、100%オーガニックで最高品質のCBDを原料に使い、徹底した品質と環境の管理を保っているので、世界中で愛されています。
ただし、ブロードスペクトラム(フルスペクトラム)CBDオイルに含まれるカンナビノイド類の組み合わせは多様で、人によって必ず合う合わないがあります。自分に合うCBDオイルを見つけるのも、“CBDジャーニー”の一つの楽しみにとも言えます。僕自身も世界中のCBD を試した結果、自分に一番合ったのがエンドカでした。
質問8「CBDの魅力って何でしょう?」
不思議なことに、皮膚から内臓まで人間の体全体に、CBD成分をキャッチするレセプターが備わっていることです。だから飲んでも、皮膚に塗ってもしっかりと反応が起きます。CBDとレセプターは鍵と鍵穴の関係とよく言われますが、実はなぜ人体にそんなにも合うものが備わっているのかはいまだ解明されていません。そこがまたCBDの魅力ともいえます。全身にレセプターが備わっているのは、古代より人類はCBDのもとである植物、カンナビスと共に生活してきたからだという説もありますが。
メディカル、スポーツ、ウェルネスすべてのジャンルで活用できる、地球にも人間にも優しくて効果の高い成分がCBDと言えます。