双子座の羅針盤
ときには流れに身をまかす
今週は、週の初めに双子座から見て仕事の部屋にあたる蠍座に月がいます。そのため、やるべきことに追われてしまいそうです。自エリア(双子座)から数えて6番目のサイン(星座)の蠍座は、「奉仕」という意味も持っています。人のフォローに追われ、振り回されることも増えるかもしれません。決して絶好調な週ではありませんが、流れに身を任せようと割り切ってみましょう。波に揺れるクラゲのように、周囲の動きにただ合わせてみることもときには大切です。新月が来れば気持ちも自然と切り替わります。
新月は、対人関係とパートナーシップの部屋にあたる部屋、射手座で起こります。この新月は人との関わり方に新しい風を吹き込むもの。太陽も射手座に在住しているので、誰と組むか、どんな距離感で進むかといったテーマが強調されます。
同時に、切磋琢磨する相手やライバルも表れそうな予感もします。そして、戦いの星・火星は、双子座にとって深い絆を表す部屋となる山羊座へ移動。そのため、闘争心が煽られます。しかし、火星にはリアリストの土星が90度でぶつかり、冷静さを取り戻させてくれます。
全体の空模様
今週は、意欲や闘争を司る火星が地のエレメントである山羊座へ入ります。世の中の空気が引き締まり、現実主義的で堅実なムードに変わるでしょう。目標を立て、そこに向かって邁進していくエネルギーも高まります。
いっぽう、厳格な土星が90度で太陽にぶつかるので、シビアな問いかけも行われそうです。「本当にこのやり方でいいのか」「手を抜いていないか」と確認するような動きも見られるでしょう。理想がしっかり見えてきた分、現状との対比が際立つとも言えます。
今週起こる射手座の新月は、これまで積み重ねられてきたものを目に見えるかたちにして照らし出します。同じ射手座に喜びの天体・金星と火星が入っているので、地道に続いてきた努力が報われるときとなるでしょう。
同時に、曖昧にされてきたものには修正が促されます。どっちつかずでいた計画の指針が固まったり、ルールのグレーゾーンが整理されたりしそうです。ただ、土星が金星にも90度でぶつかっているので、たとえばボーナスの査定が厳しくなるなど、金銭的喜びへの道が険しくなるかもしれません。

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