山羊座の羅針盤
変わる自分を楽しむ
山羊座にとって深い変容を示す部屋である獅子座で、情報の天体・水星の逆行が終わります。この動きが示すのは、過去を巡る旅の終結。今年上半期を通してなんとなく感じていた“見えない天井”がなくなり、未来を真っ直ぐ見据えられるようになります。
そこから、今後の自分の変化を楽しもうという気分が盛り上がります。今週のスタート時点では、月は身近な学びを意味する部屋、魚座に在住。将来を考えるヒントが、身の回りで見つかるかもしれません。些細な喜びへの気づきが先々に繋がっていくのです。気になっている本があれば、この機会に開いてみましょう。知に触れることで可能性を広げていけるタイミングです。
週末に月が移動する牡牛座は、山羊座にとっては子供時代という意味も持ちます。ここで下弦の月が起こるため、子供の時間が終わっていくイメージ。今週までは助走期間で、これから本番が始まり自分の力を試すこととなるでしょう。純粋に楽しむタームから、真剣な目標に取り組む段階へと移行します。成長のために動かなければいけません。
野心や向上心が湧いてきて、一皮剥けた自分に出会いたい気持ちで前進していけます。今まではボルダリングジムで満足していたけれど、外に出て本格的なロッククライミングに挑戦したくなる。そんな週です。
全体の空模様
週の始まり、獅子座で情報やコミュニケーションを司る水星が逆行を終えます。スケジュールの乱れが直り、物事がスムーズに進みだすでしょう。
今週は、蟹座で喜びの天体・金星と幸運をもたらす木星が重なります。これは年に一度のハッピーな星回り。蟹座という家庭や感情を象徴するサイン(星座)で、二つの「喜びの星」が抱き合うイメージ。幸福感を身近な人と分かち合えそうです。
大切な人と過ごす時間がより意味を持ちます。バーベキューや家族旅行などの少し特別な時間が、仕事のモチベーションにも繋がっていくでしょう。
木星は「社会的な喜び」を司る天体。自らの幸せは、やがて世の中への貢献に繋がっていきます。喜びを「受け取る力」も高まっています。良いことがあったらオーバーリアクションをしてみると、幸せをより深く感じられるでしょう。
週の後半には、牡牛座で下弦の月が起こります。これまで積み重ねてきたものを確認できるタイミング。「意外とできているじゃないか」と、自信を持てるかもしれません。
水星と太陽はともに獅子座にいて、表現力と自己肯定感を後押ししてくれます。祭りのクライマックスのような、切なさを感じながらも高揚する1週間。この夏に取り掛かっておきたいことがあれば、最後のチャンスだと思って挑戦しましょう。
来週の後半には太陽が乙女座へと移り、落ち着いたムードへと切り替わっていきます。

観る側に宿るエレガンス。〈ラルフ ローレン〉が提案する、ウィンブルドンの新たなドレスコード