獅子座の羅針盤
無鉄砲と勇気は違う
もともとリーダータイプの獅子座ですが、今週はコミュニケーションの天体・水星と太陽が自エリア(獅子座)で重なるので、さらに発言力が高まります。しかし情動の天体・金星と夢を司る海王星が90度の凶角でぶつかっているので、自己主張が行きすぎて、考えなしに進もうとしてしまう可能性もあります。「このプランは絶対にうまくいきます!」と、自分では確信しているつもりなので独断気味で動いてしまうかもしれません。無鉄砲と勇気をしっかり区別して、きちんと先を見据えましょう。
ただ、内省の部屋にあたる蟹座に、情動を司る金星がいるので、ややセンチメンタルになりやすいとき。特に、過去の恋愛を思い出して感傷に浸ってしまうでしょう。金星には、海王星のほかに現実主義の土星も90度で繋がっています。そのため、「理想の相手とは」という問いにはまり込んでしまいそうです。
それでも、パートナー候補には案外身近で出会えると気づける週でもあります。思い出を振り返ることに夢中になってスルーしてしまいそうですが、目の前を見るときちんとチャンスが転がっているのです。今週は蠍座で上弦の月もあり、過去の傷を手放し、心の整理をしていけるタイミング。変化や失敗を恐れなければ、今後の1年間で進化を図れます。
全体の空模様
楽しい予感はするけれど、波が来そうで来ない。足元がふわふわとする1週間です。ぼーっとしてしまいがちですが、切り替えて、思い切り「今、この瞬間」を満喫しましょう。未来のことは考えすぎても仕方ありません。
今週は、太陽とコミュニケーションの天体・水星が獅子座で重なります。喜びが溢れ、人との交流も盛んになっていくでしょう。この配置に加えて、蠍座で上弦の月が起こります。蠍座は、内面へと意識を向けるサイン(星座)。そのため、心の奥から深い感情が湧き上がってきます。変わることへの恐れと希望が入り交じり、感傷に浸る時間も増えそうです。けれど、それでも、今湧き上がる喜びを大切に。
水星は逆行中なので、過去の発言が注目されることもあるかもしれません。どんなかたちで取り上げられるかは分かりませんが、基本的にはポジティブに過ごせるとき。昔のことに引っ張られずに、現在そばにいる人たちに目を向けましょう。
愛の天体・金星が、家族や家庭を司る蟹座に入っています。家族や身内の人たちへ意識が向き、自分を大切にしてくれている人たちに愛情深く関わろうと思うでしょう。お盆が近づき、「しばらく実家に帰っていないな」と感じたら、気軽に連絡をしたり、帰省したりしましょう。
金星には厳格な土星が90度で繋がってくるので、家族を大切にできているか?と鋭い問いが投げかけられます。一人で走り続けていると思っても、大切な人たちが支えてくれて「今」があるのです。
身近な人だけでなく、自分自身を労わっているかも振り返りましょう。人も自分も丁寧に扱うためには、日々の小さな幸せをきちんと捉えていくことも大事です。

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