蟹座の羅針盤
思いついたら試してみる
太陽が自身のエリア(蟹座)に移動してきて、行動力が上がります。けれど、太陽には厳格な監査員のような土星がスクエアでつながってきます。動こう!と思っても、「しかし、これになんの意味があるんだろう」とブレーキがかかってしまいそうです。
情報や知性を司る天体・水星も蟹座に来ているので、気になったことはどんどん調べていけそうです。行動第一で、思いついたことはまずやってみましょう。
活動的な天体・火星が、交流の部屋で燃えています。フットワークも軽く、いろいろなところに出かけられそう。かつ、土星が社会的立場を意味する部屋に構えているので、世の中にとっての意義や意味合いを考えたいとき。あらかじめ目標を持って動くと、自然と運の後押しを得られます。「地域の交流を促進したい」という目標なら、どんなプロジェクトにしてまず誰に会いにいけばいいのかなど、やることが明確になるイメージです。人を幸せにするために何をすればいいか。そういう切り口でゴールを見つけましょう。
土星のおかげで計画が立てやすい週でもあります。逆に、そうしないと不安になってしまう可能性も。夏のレジャーや長期休暇の取り方など、2025年下半期のスケジュールを組み立ててみましょう。
全体の空模様
苦しみながらも良い方向へ進もうとする。そんな1週間になりそうです。拡大の天体・木星に無意識を運ぶ海王星が90度という凶角でつながって、社会に変化が起こりやすい配置。「理想のための犠牲」が出てくるかもしれません。問題が発生し、その結果として世の中が変わっていくのです。
今週以降1年ほどの間、惑星の移動が増え、生活面での変化が連続しそうです。税制など、国民全てに影響を与えるトピックも再度話題になりそうです。おおらかな性質の木星が「なんとかなるさ」と楽観ムードを漂わせてはいますが、心の準備もしておきたい。ただ、悪いほうへは展開しません。社会のいろいろな面で見直しが進み、軌道修正がかかるとき。
乙女座に火星が入る影響も無視できません。意欲の天体・火星は、細々とした作業を得意とする乙女座とは相性がいまいち。勢いでは進めずルーティンワークをこなさなければいけなくなります。じっくりと変化を分析していかないと時代に乗り遅れてしまうのです。
太陽が蟹座に移動し、人付き合い重視のムードが広がります。人間関係を大事にしてこそ、乗り越えられるものがある。そうした気づきにも繋がりそうです。

2025年は村上春樹氏が受賞。アブダビが主催する国際的ブックアワードとは