牡牛座の星模様
心の友と
今週は、魚座エリアに太陽、水星(知性)、土星(社会性)、海王星(スピリチュアリティ)が運行しています。27日には月が魚座に入り、28日に魚座新月となります。
牡牛座にとって魚座エリアは「友情」や「未来計画」を意味する場所です。ここは、爽やかに晴れた日の午前に、友人たちと今後の予定について話し合うようなイメージもあります。
この場所に5天体が運行する影響により、予想外の展開に見舞われそう。不思議な出来事に驚くこともあるでしょう。人との縁が繋がりやすくなるときです。
28日の魚座新月から半年後の魚座満月までの期間では、向上心が高まっていきそうです。成長を続けられるかどうかには、普段一緒にいる人も大きく関わってきます。互いに高め合える関係にある友人の大切さを実感するでしょう。
魚座エリアの土星(責任)と蟹座エリアの火星(欲求・闘志)が繋がるので、運気の流れの良い人と澱んでいる人を直感的に見分けることができ、自然と運気の良い人と過ごす時間が増えるでしょう。ポジティブなエネルギーを分けてもらえるかもしれません。
新月に厳しい角度でコネクトする双子座エリアの木星(拡大)もいるため、自分が持っている才能や強みをさらに大きく育てることが課題になります。芸を磨けば収入アップも期待できるときです。
新月アファメーションは、「居心地の良い友人関係を構築すること」「友と共に育つこと」を天に宣誓すると良いでしょう。
今週の全体の空模様
オリジナルの神話を生きる
「口に出そうが出すまいが、物語は願いを聞き、そこに隠された強い感情に引き寄せられる。カール・ユングは自宅のドアの上に『呼ぼうが呼ぶまいが神はやってくる』(ボカトゥス・アトクィ・ノン・ボカトゥス、デウス・アデリット)というモットーを刻んでいる。要するに、感情的な条件がそろい、気持ちが強まれば、変化に対する心の叫びが生じ、口に出そうが出すまいが、その願いが物語や冒険を引き寄せるのだ」
──クリストファー・ボグラー『作家の旅 神話の法則で読み解く物語の構造』
今週28日、強く強く、“明るい未来”を希求する魚座新月が起こります。
社会の仕組みにはめられ、日々労働に勤しむなかで、心を失ってしまう人は多いでしょう。しかし、本当は「今のままでは嫌だ」「直感に従い、のびのびと自由に生きたい」と感じているのであれば、今週、現状を変えるためのシナリオが用意されそうです。
心の奥底で望んでいた変化が現実に起こりやすいとき。ただ、自分の思っていた形で願いが叶うとは限りません。今週から半年間は、トラブルに見舞われやすいでしょう。ただ、それこそが物語を展開させる要素です。一見ネガティブな出会いや出来事も、俯瞰で見ると、希望した方向へ進むために必要なのです。
今週の魚座新月では、天の高い位置に冥王星(運命)が輝き、理想の世界を思い描いています。心を拘束する既存の枠組みからの解放を示唆しているようです。
想像力やスピリチュアリティを動力にして新しいセルフイメージを掴んでいくことができるでしょう。“夢見る力”は、現実を美しく変える力も持っています。サードプレイスに救われるようなこともありそうです。
また、新月には、双子座エリアの木星(成長・拡大)がコネクトし、「誰にもまねできない圧倒的な技能を持てるよう努力せよ!」と叱咤してくれます。
新月のタイミング、東の地平線には“幸福”を示すP・O・F(パート・オブ・フォーチュン)がぴったり重なり、自身の身体を含め、先人から繋いできたものを大事にできているかを問いかけてきます。さらに東の地平線には改革を司る天王星が鎮座し、「アップデートを重ねることで本当に大切なものを守れる」と語っています。
魚座エリアの土星(責任・節度)は、蟹座エリアの火星(欲求・闘志)と調和的に繋がります。未知の可能性を探るのに適した居場所を見つける力が注がれます。夢や憧れを、具体的で実現可能な“目標”にしていけるのかもしれません。
また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「柔軟な思考を持ち、どんな自分でいるのかを選ぶ」のは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の魚座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
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