牡牛座の星模様
鍵を見つけに
今週は4日に、愛と喜びの星である金星が牡羊座エリアに入り、すぐに水瓶座エリアを運行中の冥王星(極端さ)と仲良くコネクトします。この影響で、仕事の場面で、ひそかに「報われた」と思えることがあるかもしれません。憧れの人からこっそり褒めてもらったり、思いがけないボーナスを得たりしそうです。
また今週は、蟹座エリアを逆行する火星(意欲)と、魚座エリアの土星(節度)が調和的に響き合っています。寛容で落ち着きのある人に、自分のネガティブな気持ちを聞いてもらうことにより、心を整えられるでしょう。気持ちを吐き出す相手として適任者がいない場合は、紙に気持ちを書いてみましょう。
週前半、水瓶座エリアで重なる水星(知性・コミュニケーション)と太陽と、4日に順行になる双子座エリアの木星(成長・拡大)が調和的に繋がります。知らない世界に進む勇気が湧き上がってきそうです。今いる場所よりもっと高いステージに昇っていくためのキーパーソンとの出会いも訪れるかもしれません。情報収集のアンテナを立てておきましょう。
週後半は、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)に、太陽と水星のペアが激しくぶつかっていきます。星は変化を後押ししています。ここで改革を選べば、大きな成果を挙げられそうです。さらに、転属や転職をして職場環境が変わったり、仕事のメンバーがごっそり入れ替わったりするかもしれません。
今週の全体の空模様
愛と知は力
「問い続け、深く考え、自分自身の世界を読み取っていくことは、個人的な力量を形成することにとどまらず集団的な力量を形成していくこととつながっています。学習を通じて、社会環境に翻弄され、なりゆきまかせの客体で生きるのではなく、自分とはどのような存在で、何を求めているのかを意識化し、自らの歴史を紡ぎ直し、主体となって、声をあげることができるようになる」
──阿比留久美『孤独と居場所の社会学』
今週は4日の夕方に、愛と喜びを司る金星が牡羊座エリアに入ります。好きなものにまっすぐに反応する感性が高まります。この金星に、水瓶座エリアを運行している冥王星(極端さ)が仲良く繋がります。この配置のもとでは、「好き」という気持ちが大きな力となっていくでしょう。
何かを知ろうとしたときに、特別な愛(尋常でない愛)を持っていると、観察力や考察力が高まります。それは、人生を変える種にもなっていきます。
愛する対象は人間だけでなく、虫や鳥などの生き物もあり得ますし、文化や芸術など、その人を燃え上がらせるテーマであれば何であっても、愛を向けることで自分自身も満たされていくでしょう。
また今週は、蟹座エリアを逆行する火星(意欲・闘志)と、魚座エリアの土星(節度・責任)が調和的に響き合っています。多くの人々が感情をざわざわさせながら連帯し、世論も変わっていきそうです。悲しい過去からくる不安や憤りを共有することで、心が慰められそうです。
週前半、水瓶座エリアで重なる水星(知性・言葉)と太陽と、4日に順行になる双子座エリアの木星(成長・拡大)が調和的にコネクトします。議論は白熱し、情報の質を確かめるチェックも盛んになるでしょう。物事をもっと知りたいという気持ちが大きく膨らんでいきます。
さらに、学ぶことで「無知の知」を得られそうなときです。知らないことや見えていないものがあると自覚し、謙虚に視野を広げようとすれば知性は高まります。価値観を共有できる仲間の存在も感じられそうです。
週後半は、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)に、太陽と水星のペアが激しくぶつかっていきます。そのため、革新的な出来事が起こったり、人々を強くインスパイアするニュースが広がったりするかもしれません。
敷かれているレールから脱線するというイメージも浮かびます。これまでの常識を覆す、ゲームチェンジャーが現れるのかもしれません。
あの人も、家で瓶ビールを楽しんでいます。Vol.2:三宅瑠人「仕事の息抜きに、束の間の乾杯」