牡牛座の星模様
夢の種を蒔こう
29日、牡牛座にとって天の高い位置であり、「社会貢献」や「キャリア」を意味する場所で水瓶座新月が起こります。
この新月からは、自由を愛し、独立独歩の精神で社会の枠からはみ出すことを楽しもう、というメッセージが強く打ち出されています。そのため、勤め先に働き方改革を求めようとしたり、転職活動や起業に興味が湧いたりする人もいるでしょう。現状を変えていきたい、という意欲が高まるタイミングです。
また、金星(愛と喜び)と海王星(スピリチュアリティ)の2天体はともに魚座エリアでパワーを増し、重なっていきます。
この影響で、周囲の友人たちが難なく社会的成功を収めているように見えてきそうです。彼らからアドバイスをもらえますが、それを丸々信じるのは少し危ういかもしれません。しかし良い刺激を受けて、未来の種を撒いていけるでしょう。
新月アファメーションは「働きやすい場所を得ること」や「楽しく働けること」にすると良いでしょう。
31日は、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)が順行に戻ります。2019年頃からの試行錯誤に区切りがつきそうです。とくに、自分が自分に何を求めているのか、自分はどうなりたいのかといった悩みがすっきりと解消していきそうです。セルフイメージを書き直して、納得のいくものにしていきましょう。
今週の全体の空模様
上手にはみ出して
「ひとが成熟するというのは、個人ならびに共同の生活が危機に瀕したときにそれを修復もしくは編みなおす能力をそなえていることだと、かねがねわたしはおもってきた。そのためには、現在の生活のかたちの外へといつでも出られる準備がいる」
──鷲田清一『死なないでいる理由』
今週、29日の夜に水瓶座新月が起こります。新月は双子座エリアを逆行中の木星(成長・拡大)と調和的に繋がり、互いのメッセージを混ぜ合わせ、大きくしています。そうして生まれた新たなメッセージは反骨精神溢れるものであり、既存のシステムに抗うことや、そこから離脱することを促します。個としての自分を確立せよ、とも呼びかけてきます。
さらに、「役割からの解放」や、どんなものにも染まらない、独立した「自分」を求めるムードが高まります。周りのために必死に演じてきたことが、ひどくばかばかしく感じられるかもしれません。けれど、そこで投げやりにならずに、自らの役割を粛々と果たしていけると良いでしょう。
人は外部の影響を受けずに育ったり生きたりすることはできません。ただ、知覚しているものへの眼差しを変えることは可能です。それによって、今ここにいる「自分」を深く知ることもできるのです。今週は、そうしていくことで、魂(個性)をしっかりと守ろうという気持ちが強まるでしょう。
帰属コミュニティを表す場所で、水星(知性)と冥王星(極端さ・運命)が重なっています。今週の水瓶座新月から半年後の水瓶座満月までの期間では、自分が今立っている場所にアンカーを打ち込みつつ、そこから自由に動いてみましょう。社会から上手にはみ出す能力を高めていけるようになるでしょう。
一本にしか見えなかった道が、いくつにも分岐して見えてきそうです。複数のルートを楽しんでも良いのだと気付くかもしれません。
また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「個人としての自分を尊重する」のは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の水瓶座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
31日は、牡牛座エリアの天王星(改革・刷新)が順行に戻ります。天王星には、火星(意欲・闘争心)と金星(愛と喜び)、海王星(スピリチュアリティ)が仲良く繋がっているため、身近な人との関係性がより良い方向に転じやすいタイミングとなるでしょう。また、不思議な縁が繋がるかもしれません。
空気階段・水川かたまり、お風呂でととのう。瞑想シャンプー〈レバタ〉を体験