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1月6日〜1月12日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡牛座(4/20~5/20生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / text&edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

牡牛座の星模様

変身準備

6日、牡牛座にとって、「コミュニケーション」や「情報の行き来」を意味する場所に火星(欲求・闘志)が逆行し、戻ってきます。身近な人の噂話を耳にして動揺することがありそうです。もしくは、兄弟姉妹がトラブルに見舞われ、そのフォローに回ることになるかもしれません。周囲が騒がしく、自分のペースを乱されてしまいがちなときです。

太陽は山羊座エリアを運行し、牡牛座にとっては安心感が生まれやすい時期です。自己研鑽がそのまま幸運を呼び込むタイミングでもあります。

太陽は週末に近づくにつれ、牡牛座エリアを逆行する天王星(改革・刷新)と調和的にコネクトしていきます。自分の改善すべき点を素直に受け入れ、ふわりと自然な流れで“脱皮”ができそうです。

小さな改革を受け入れることが、心理的には大きな変化になります。新しい自分を発見することができるでしょう。

9日に水星(知性・コミュニケーション)が山羊座エリアを運行し始めると、太陽と天王星が繋がることで見つかった「変身の種」を育てていくための具体的な方法を思いつくかもしれません。もしくは、変身を手助けしてくれる人や場所の情報を得ること。憧れの人や仕事をお手本にして、未来への扉を開く計画を立てることができるでしょう。

今週の全体の空模様

何を守りたいのか

「まじめなひとが/まじめにあるいてゆく/かなしい
まじめなひとが/まじめにないている/おかしい
まじめなひとが/まじめにあやまる/はらがたつ
まじめなひとが/まじめにひとをころす/おそろしい」
──《まじめな顔つき》『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川俊太郎

今週6日、逆行中の火星は蟹座エリアに戻ります(そして3カ月ほど、蟹座エリアを運行することとなります)。

それまで火星が破壊と再生を司る冥王星と対向し、緊張状態が続いていましたが、この移動によって解消されていきます。世界で起きている悲惨な出来事を冷静に見つめることができるでしょう。

火星は、その赤く燃える色から連想される様々なものを司ります。ギリシャ神話では軍神アレスと結び付けられ、勇気や積極性、闘志、勝利を表すとされてきました。そのいっぽう、怪我や痛み、トラブル、戦火といったキーワードも携えています。

蟹座のエッセンスは、同胞愛や民族意識、帰属コミュニティの絆などを大切にします。ここに火星がいる今週からの約3カ月間は、家族や仲間と活発に意見を交わし、連帯することで生まれる強さを感じられるでしょう。しかし、同時に、価値観の違いによってぶつかることも増えるかもしれません。

また、国や民族という枠組みによって連帯を求める動きも現れるかもしれません。プロパガンダには注意が必要です。

太陽は山羊座エリアを運行し、週末に近づくほど、牡牛座エリアを逆行中の天王星(改革・刷新)と調和的コネクトを強めていきます。社会の構造の見直しをすることができるでしょう。農業・畜産・酪農・漁業など、「食」に関する分野(牡牛座のテーマ)への関心を高めうるような出来事も起こるかもしれません。

9日、水星(知性・コミュニケーション)が山羊座エリアを運行し始めます。計画遂行能力が高まるとき。現実をしっかりと見据えながら行動できるでしょう。

12月30日〜1月5日 牡牛座の運勢【ブルータス週間占い】

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