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1月6日〜1月12日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23〜12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / text&edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

射手座の星模様

職人のように働く

今週6日から火星(欲求・闘志)が約3カ月、蟹座エリアを運行します。射手座にとって、「強い連帯」や「継承」を意味し、他のものと深く繋がることで自らに根本的な変容を促す場所です。

他者の心情や立場を汲み取りながら動くことを求められるとき。自分とは違う感性を持つ人を深く理解することが課題になるかもしれません。射手座は単独行動や自由度の高い働き方を好みますが、この期間は連帯することが必要になるでしょう。

また、太陽は山羊座エリアを運行しています。射手座にとっては「財産・持ち物」や「自分の資質を活かした豊かさ」などの意味がある場所です。自分の実力を確認することが多くなるタイミング。また、資産を増やす手堅い方法が見つかるとき。

太陽は週末に近づくにつれ、牡牛座エリアを逆行する天王星(改革・刷新)と調和的にコネクトしていきます。何か大きなイベントや仕事のために、身の回りを整えたり、準備をしたりすることがありそうです。または、実務作業の効率化を図るために新しい方法を試せそう。工夫を凝らしてみましょう。

9日に水星(知性)が山羊座エリアを運行し始めると、得意分野の仕事のオファーが舞い込んでくるでしょう。誠実に取り組むことで、信頼を得ることもできそうです。

今週の全体の空模様

何を守りたいのか

「まじめなひとが/まじめにあるいてゆく/かなしい
まじめなひとが/まじめにないている/おかしい
まじめなひとが/まじめにあやまる/はらがたつ
まじめなひとが/まじめにひとをころす/おそろしい」
──《まじめな顔つき》『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川俊太郎

今週6日、逆行中の火星は蟹座エリアに戻ります(そして3カ月ほど、蟹座エリアを運行することとなります)。

それまで火星が破壊と再生を司る冥王星と対向し、緊張状態が続いていましたが、この移動によって解消されていきます。世界で起きている悲惨な出来事を冷静に見つめることができるでしょう。

火星は、その赤く燃える色から連想される様々なものを司ります。ギリシャ神話では軍神アレスと結び付けられ、勇気や積極性、闘志、勝利を表すとされてきました。そのいっぽう、怪我や痛み、トラブル、戦火といったキーワードも携えています。

蟹座のエッセンスは、同胞愛や民族意識、帰属コミュニティの絆などを大切にします。ここに火星がいる今週からの約3カ月間は、家族や仲間と活発に意見を交わし、連帯することで生まれる強さを感じられるでしょう。しかし、同時に、価値観の違いによってぶつかることも増えるかもしれません。

また、国や民族という枠組みによって連帯を求める動きも現れるかもしれません。プロパガンダには注意が必要です。

太陽は山羊座エリアを運行し、週末に近づくほど、牡牛座エリアを逆行中の天王星(改革・刷新)と調和的コネクトを強めていきます。社会の構造の見直しをすることができるでしょう。農業・畜産・酪農・漁業など、「食」に関する分野(牡牛座のテーマ)への関心を高めうるような出来事も起こるかもしれません。

9日、水星(知性・コミュニケーション)が山羊座エリアを運行し始めます。計画遂行能力が高まるとき。現実をしっかりと見据えながら行動できるでしょう。

12月30日〜1月5日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

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