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1月6日〜1月12日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23〜8/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / text&edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

獅子座の星模様

縁の下の力持ち

今週6日から火星(欲求・闘志)が約3カ月、蟹座エリアを運行します。ここは獅子座にとって、「寝室やバックヤード」「隠されたもの」「深層意識」を意味する場所です。

このエリアに火星がいる間は、ひっそりと隠れて武者修行をするイメージが浮かんできます。籠もることでパワーを蓄える期間になるでしょう。縁の下の力持ちのような役を務めることも増えそうです。

また、太陽は山羊座エリアを運行しています。ここは「現実世界の調整」を行う場所であり、実務的な作業や請負い仕事を意味する場所です。自分のためではなく、世のため人のために地味な仕事をコツコツと積み上げていくことが求められるときです。

太陽は週末に近づくにつれ、牡牛座エリアを逆行する天王星(改革・刷新)と調和的にコネクトしていきます。手を動かし、地道に励んできたことを評価され、考えてもいなかった新しい仕事を頼まれるかもしれません。興味を持てるのであれば、やったことがなくてもチャレンジしてみましょう。

9日に水星(知性)が山羊座エリアを運行し始めると、効率的に仕事を片づけることができるでしょう。集中力がアップするときでもあります。仕事場(作業場)の整理整頓も捗るタイミングです。面倒なものほどこの機に片づけておきましょう。

今週の全体の空模様

何を守りたいのか

「まじめなひとが/まじめにあるいてゆく/かなしい
まじめなひとが/まじめにないている/おかしい
まじめなひとが/まじめにあやまる/はらがたつ
まじめなひとが/まじめにひとをころす/おそろしい」
──《まじめな顔つき》『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』谷川俊太郎

今週6日、逆行中の火星は蟹座エリアに戻ります(そして3カ月ほど、蟹座エリアを運行することとなります)。

それまで火星が破壊と再生を司る冥王星と対向し、緊張状態が続いていましたが、この移動によって解消されていきます。世界で起きている悲惨な出来事を冷静に見つめることができるでしょう。

火星は、その赤く燃える色から連想される様々なものを司ります。ギリシャ神話では軍神アレスと結び付けられ、勇気や積極性、闘志、勝利を表すとされてきました。そのいっぽう、怪我や痛み、トラブル、戦火といったキーワードも携えています。

蟹座のエッセンスは、同胞愛や民族意識、帰属コミュニティの絆などを大切にします。ここに火星がいる今週からの約3カ月間は、家族や仲間と活発に意見を交わし、連帯することで生まれる強さを感じられるでしょう。しかし、同時に、価値観の違いによってぶつかることも増えるかもしれません。

また、国や民族という枠組みによって連帯を求める動きも現れるかもしれません。プロパガンダには注意が必要です。

太陽は山羊座エリアを運行し、週末に近づくほど、牡牛座エリアを逆行中の天王星(改革・刷新)と調和的コネクトを強めていきます。社会の構造の見直しをすることができるでしょう。農業・畜産・酪農・漁業など、「食」に関する分野(牡牛座のテーマ)への関心を高めうるような出来事も起こるかもしれません。

9日、水星(知性・コミュニケーション)が山羊座エリアを運行し始めます。計画遂行能力が高まるとき。現実をしっかりと見据えながら行動できるでしょう。

12月30日〜1月5日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

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