今週の全体の空模様
信用に値するものを基盤に
「夜の星 鋤（すき）を洗って／朝の星 鎌を掴んで／ごすごす研（と）いでると／冴えた刃先に真赤な空映（そらばえ）／ほう 朝焼だ！
町の工場の弟が／朝陽をいっぱい浴びながら／帽子をふりふりやってくる／待ってたぞ／便りは何だ」
──波立一『運勢』
今週は、12日に愛と喜びの星、金星が山羊座エリアに移動します。格式や伝統といった、山羊座らしい保守的なものに美しさを見出すムードが、世の中に広がっていきます。
15日、6月から魚座エリアを逆行していた土星（試練・社会性）が順行に戻ります。順行に戻る前の数日間は、天体が留まって見える「ステーション」という現象が起こります。このとき、留まっている天体のエッセンスが世の中に強く出てきます。
6月以降の半年間で、社会と個人両方のレベルでも「信頼に足るもの」が探求されてきたはずです。今週からは、そこで見つかった答えを元に今後の方向性を整えていくことになるでしょう。
16日は、東の地平線に太陽が差し掛かります。この“夜明け”とともに牡牛座満月を迎えます。古代から、夜明けの光が夜の暗闇を明るく塗り替えていく場面に、人は誕生や再生という意味を見出してきました。今週の満月は、半年前に蒔かれた種の収穫であり、「新しい物語」が始まる兆しでもあるようです。
月は西の地平線で天王星（改革）と重なり合っています。半年前の牡牛座新月から今週の牡牛座満月まで、より人間らしく生きられる“新時代”が強く求められてきました。ボトムアップ型で新たな社会の仕組みがつくられようとするのが見えてくるでしょう。
この牡牛座満月では、医療や農業、食にまつわるイノベーションが起こりそうです。人々の声を受けて経済政策や税制が変化していく様子も浮かびます。それがまた刺激となり、改善を求める声はどんどん大きくなりそうです。
太陽は蠍座エリアにあり、その位置する度数は、「物事の全体像を把握しかつ深層まで見通す力」を意味します。これは、鋭く真実を暴いていく力でもあります。今週からジャーナリズムが存在感を増し、それによって世論が大きく変わっていくかもしれません。
満月のタイミングでは、順行に戻ったばかりの土星が「帰属意識」を育む位置にいます。土星はそこから射手座エリアの水星（知性・思考）とぶつかります。社会を安定させていくためには、“埋もれている才能”を掘り起こしていかなければいけないでしょう。
牡羊座（3月21日～4月19日生まれ）
導きとなるものを
今週前半は人への不信感が湧くなど、気分が晴れないかもしれません。どんな理想を持てばより良く生きられるのかを考える時間も増えそうです。
牡牛座（4月20日～5月20日生まれ）
生まれ変わるような進化
スムーズに未来へ進めない理由を直視できるでしょう。自分を誤魔化さないで願いを叶えようという覚悟ができていれば良い満月を迎えられそうです。
双子座（5月21日～6月21日生まれ）
宝箱をいっぱいにして
棚から牡丹餅的な幸運に恵まれそうです。15日以降は自信を持って業務をこなせ、アドバイスももらえそう。多角的に物事を理解することができます。
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蟹座（6月22日～7月22日生まれ）
「場」そのものになる
夢を叶えるには、良きサポートや連帯が必要です。そのため、自分が「人を集める場」になれていれば、目標への道筋が見えているでしょう。
獅子座（7月23日～8月22日生まれ）
進化を“真価”にしていくこと
自分にはどうにもできないことで悩んでいたなら、15日を境に事態が好転するかもしれません。目の覚めるようなアイデアが生まれているかも。
乙女座（8月23日～9月22日生まれ）
「すべき」からの解放
自分の感覚を人に理解してもらおうと躍起になってしまうかもしれません。他者にも自分にも「～すべき」と押し付けていないか振り返ってみましょう。
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天秤座（9月23日～10月23日生まれ）
流れ流され、辿り着く
プライベートの時間を充実させることで運気が上がります。自分の考えで動けなかったからこそ多くのことを学べたと気がつくとき。
蠍座（10月24日～11月22日生まれ）
嘘偽りのない関係
満月での星の配置は、隠されたものをさらにあらわにしていきます。パートナーと、より互いの本質を見せ合えるでしょう。
射手座（11月23日～12月21日生まれ）
みんなの公園
家族や仲間と衝突してしまうときは、原因を言語化して共有すること。自分が人にとって“憩いの広場”となれたらエネルギーが循環していきます。
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山羊座（12月22日～1月19日生まれ）
魔法使いの誕生
自らの限界を決めずに突き進むことで、大きな成果を上げられたのではないでしょうか。自分を楽しませることが表現力を高めることになります。
水瓶座（1月20日～2月18日生まれ）
攻守のバランス
秘密の楽しみが増えるとき。事態が動かないときは焦って判断せず、まず様子を見ること。人から聞いた情報は慎重に確認するようにしましょう。
魚座（2月19日～3月20日生まれ）
折り返し地点
今週前半は気持ちが沈むかもしれませんが、15日からは心が軽くなります。仕事の依頼に尻込みしてしまっても、できるだけ引き受けていきましょう。
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