今週の全体の空模様
緩やかな連帯意識
「物語は命を救う。そして物語はあなたの人生だ。私たちは自分たちの物語だ。それは監獄にも、監獄の扉をこじ開けるための金梃子（かなてこ）にもなりえる。物語を紡ぐことで自分を救うこともできるし、自分や他人を閉じ込めることもできる。物語で自分を高めることもできるし、自己の限界や恐怖という石壁に自分を叩きつけることもできる」
───レベッカ・ソルニット『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』（ハーン小路恭子訳）
今週は20日に水瓶座満月が起こります。2月の水瓶座新月で種蒔きしたものが、実り、収穫されるときです。
水瓶座新月は、「なりふり構わずに自らを理想に近づけようとする強い力」を授けるものでした。そこで打ち出された「改革せよ」というメッセージは、今週の水瓶座満月でも色濃く感じられるでしょう。どちらにも牡牛座エリアの天王星（刷新）が関わっているためです。水瓶座新月からの半年間、自分自身を変えたい、周囲の意識を変革したいと考え、行動した人も多かったはずです。それまで信じてきたものの問題点に気がついたり、失望したこともあったかもしれません。
今週は、半年間の経験を振り返ることで、自らの社会に対しての意見や政治的な考えが明確になるでしょう。生きる喜びの在処を探り、また、社会的な存在としての自身を再認識するタイミングです。
たとえばイベントやテーマによって繋がる仲間との絆など、小さな交流を数多く持つことが力になると気づくはずです。全てにおいて同意見・同立場でなくてもいい。部分的に、緩やかに連帯していくことで、時代の流れをつくっていけます。未来へ進む勇気をくれる満月です。
この満月ではまた、双子座エリアの木星（拡張）・火星（闘志・欲求）と、乙女座エリアの金星（愛と喜び）、魚座エリアで逆行中の土星（責任・節度）とがぶつかり合います。この配置の影響がポジティブに出るとしたら、個人の生活という“物語”を大切にする機運が高まります。そして、良い未来を創る力が強まるでしょう。皆が問題点を指摘し、改善を求めていく、健康的な力です。
また、22日の夜中に太陽が乙女座エリアに移動します。乙女座は、柔軟宮に属し、地のエレメントに分類されます。そのキーワードは「適応」や「身体のケア」「識別能力」などで、細部まで目がいく性質を持っています。
今週、太陽は乙女座エリアを運行しますが、他の天体とコネクトしにくいときなので、乙女座的なムードはそこまで広まりません。しかし、夏の終わりに秋の気配が少しずつ混じるように、ゆっくりとさりげなく、乙女座らしい批判能力や分析力が世の中全体で高まっていくでしょう。
牡羊座（3月21日～4月19日生まれ）
夢を叶えるためのTODOリスト
自分の資質を活かすために新天地に向かう決心が固まるかもしれません。具体的にどうやって夢を叶えるのか作戦を立てられるでしょう。
牡牛座（4月20日～5月20日生まれ）
自分を頼りに
この半年の間にはっきりした自分の本当の望みに向かっていけるかもしれません。自分の世話は自分でするという気持ちが強まりそうです。
双子座（5月21日～6月21日生まれ）
忍耐と謙虚さを味方に
未熟さを“伸びしろ”と考え、地道な努力に楽しみを見出すことができるでしょう。前向きな気持ちでいることで良い仕事の連絡が届きそう。
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蟹座（6月22日～7月22日生まれ）
サーモスタットのように
相手が具体的に何を求めているかを知る対話ができるとき。良い友人のガイドによって、やりたいことを見つけて挑戦できるかもしれません。
獅子座（7月23日～8月22日生まれ）
日々の喜びのために
大胆に変化をしていけそうな満月。自分の殻を打ち破りたくなるかも。希望する方向へ進むリスクについて考え、周りを説得する必要が出そう。
乙女座（8月23日～9月22日生まれ）
羅針盤は自分
陰でひっそりと重ねてきた努力が報われるとき。直感が冴え、ピンチをチャンスにできるでしょう。計画通りにいかなくても大丈夫。
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天秤座（9月23日～10月23日生まれ）
日々の充実と野心
今現在の生活を充実させることがそのまま理想の未来に繋がっているのでは、と「小さな日常の改革」をしたくなりそうです。
蠍座（10月24日～11月22日生まれ）
進化のための脱皮
苦手なことでも挑戦し、自分の殻を打ち破ることができれば、大きな成果を得られるでしょう。助けが欲しくなったら早めに人を頼りましょう。
射手座（11月23日～12月21日生まれ）
多角的な視点
広い視野を持たねばならないと実感するとき。天王星の影響で多角的な視点を得ることができ、ものの見方が少し変わるかもしれません。
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山羊座（12月22日～1月19日生まれ）
蔵の中の光
歴史あるものへの敬意が深まるとき。自らもそこに連なることが誇らしい気持ちにもなれるでしょう。古いものの中に新しさを発見できそうです。
水瓶座（1月20日～2月18日生まれ）
旅の途中
慣れ親しんだ環境からあえて離れた方がいい場合もあるかもしれません。しばらくスムーズに進めなくなるかもしれませんが、秋には打開できます。
魚座（2月19日～3月20日生まれ）
縁を繋ぐ力
心の奥底で改革が始まるタイミング。何かのために喜んで働きたい、働く理由に納得していたいという気持ちが高まるかもしれません。
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