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7月8日〜7月14日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

蠍座の星模様

激しい稲光のように

仕事もプライベートも大忙しになりそうな週。

今週は、牡牛座エリアで、意欲や勇気を司る火星と急速な進化を求める天王星が重なっていきます。この影響は、蠍座には大きく出るかもしれません。対人関係での大きな変化がありそうです。

ポジティブなパターンでは、悪縁が切れるかもしれません。身近な人から熱心なアプローチを受けることも考えられます。ネガティブな場合は、パートナーとの喧嘩や、パートナー自身がトラブルに巻き込まれるといったことがありえます。契約関係に滞りが出るかもしれません。

何が起きても、自分なら対応できると考え、静かに状況を観察してみましょう。

蟹座エリアの太陽と、魚座エリアを逆行する土星(責任・社会性)がコンタクトすると、今まで自分が取り組んできたことをブラッシュアップできます。手直しするともっと良くなるので、さらに自信がつくでしょう。

双子座エリアを運行する木星(成長・幸運)と獅子座エリアの水星(思考・コミュニケーション)が仲良く繋がっていきます。親しい間柄の人の助力・助言で仕事に良いエッセンスをプラスできそうです。

12日、獅子座エリアに入った金星(愛と喜び)は、水瓶座エリアを逆行する冥王星と向かい合います。仕事でもプライベートでも、やらなくてはいけない大切なことが増えそうです。うっかり忘れている用事もあるかもしれません。念のために確認してみましょう。

今週の全体の空模様

希望の光も、絶望の暗さも

今週は、あちこちで全く違うテーマのドラマが展開しています。自分が目にしているものは、すぐ隣の人が見ているものとはかけ離れていることもあると気がつくでしょう。世の中はざわつき、あちこちの街角から別々のジャンルの音楽が流れてくるかのようです。期待、興奮、不安、落胆などさまざま感情が錯綜しそうです。

だからこそ、意識して「全体図」を見ようとすることが大切になります。

蟹座エリアの太陽が、魚座エリアを逆行する土星(社会性・責任)と調和的な角度を成します。寛容な社会や弱者にもケアが行き届く社会を、どうしたら実現できるのか考えることが増えそうです。

獅子座エリアの水星(知性・コミュニケーション)が双子座エリアの木星(拡大)と仲良く繋がり、「ドラマチックな演説」が行われるかもしれません。理想を語り、人々を鼓舞する言葉がどんどん遠くまで広がっていくでしょう。

牡牛座エリアの火星(意欲・闘争心)が天王星(改革)に近づき、重なろうとします。火星と天王星が組み合わさると、強い外向きなエネルギーが生まれます。それは、「痛みを伴う変化」をもたらすかもしれません。大地を揺るがすような革命が起こったり、これまでとは比べものにならないほどの新記録が達成されるかもしれません。

しかし、変化はネガティブに転ぶときもあり、その場合は、暴力による被害が生まれそうです。強硬手段がとられる、という場面が思い浮かびます。

また、12日には愛と美を司る金星が獅子座エリアに入り、水瓶座エリアで逆行中の冥王星(運命)と激しくぶつかり合います。「かっこいい」とされるものがこれまでと180度変わるような、急激な価値観の転換が見られるでしょう。

7月1日〜7月7日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

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