双子座の星模様
旗印になる言葉
今週は9日までは水星(知性・思考)が海王星(夢・霊性)に重なりつつ魚座エリアを運行しています。
その影響で、まるで“天に任された”かのように案件が舞い込んでくるでしょう。
通常の判断であれば引き受けないものでも、そこに愛や奉仕という善良なものを感じたら、なるべく引き受けていきましょう。不思議な縁が結ばれるときでもあり、天に徳を積むチャンスです。
10日に水星が牡羊座エリアに入り、水瓶座エリアの冥王星(運命)と調和的にコネクトしていきます。
水星は牡羊座的な“情熱”を帯び、冥王星によってその運気が増幅されます。天啓のような出会いや勧誘があるかもしれません。スカウトメールなどもやってくるかも。
10日の魚座新月は双子座にとって「社会参画」を意味する場所で起こります。この新月は、「魂の清らかさが世の中に光を与える」というメッセージを運んできます。
人間の揺らぎやすい心の動きを踏まえた上で、「人々の善性を引き出す」「世の中に善意を増やす」言葉の発信をイメージしてみましょう。誰かに利用されるような善ではなく、知的でパワフルな善への意志に呼びかけることが課題です。
この魚座新月から半年後の魚座満月までは、仕事の場で、清い魂による繋がり、つまり真の信頼関係が結べるような人とも出会えるかもしれません。今回のアファメーションは、「世のため人のために仕事をする」ということをテーマにすると良いでしょう。
今週の全体の空模様
信じる決意
「朝の光や、真昼の青い空や、日没の光、鳥の声や、川の音、風の動きなど、自然のいろいろな出来事があなたの心を開いてくれる教えです。いいですか、あなたはいままで学校や本から学んできたことのすべてを、いったん忘れてしまいなさい。本を読むこともしばらくやめなさい。なにも考えないようにして、ゆったりとなんの心配もせずくつろいで、心にいろいろな考えが浮かんできても、空の雲が流れていくようにやりすごしてしまいなさい。そうすればあなたの本当の心が自然に現れてきます。」
——中沢新一『精神の考古学』
今週9日までは知性と思考を司る水星が、魚座エリアを運行しています。さらに水星は海王星(夢・スピリチュアリティ)と重なるため、考えがまとまりづらくなったり、空想に耽ってしまったりするかもしれません。
水星は10日に牡羊座エリアに移動します。そこに、冥王星(極端さ)が調和的にコネクトしてきます。目が覚めたかのように一気に思考がクリアになりそう。ぐるぐると思い悩んでいた問題について、すぱっと(極端なほど)考えを切り替えることができそうです。
10日の夕方に魚座エリアで新月が起きます。このとき、天体たちは天球上の西側に集まっています。そのため、他者を見つめることで学びを得られるようになります。
この星々の配置のなかで、「人との出会い」を意味する西の地平線には海王星がかかり、神秘的な縁をもたらすでしょう。魂で惹かれ合うような誰かにも遭遇するかもしれません。
どんな相手であれ、強烈な出会いは大いなる存在の導きによるものです。この出会いを経て、信じられる他者の存在を心の底から望むようになるでしょう。
新月を取り巻く天体たちが、そうした誰かに巡り会うための自分になれるよう応援してくれます。純真であることの大切さに気づくときです。人間の善性を信じて生きていこうと思いたつタイミング。
さらに新月の瞬間に天の高い位置を見上げると、そこには小惑星ベスタが輝いています。ベスタは「献身」や「真摯」を象意に持ち、真っ直ぐに目標へ進んでいく力を持っています。魂の浄化を後押ししてくれるでしょう。全身全霊を捧げられるものを見つけたいという願いも強くなるときです。
また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「心を開き、誠実さを交換しあう」のは共通します。
宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の魚座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
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