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2月5日〜2月11日 乙女座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の乙女座(8/23〜9/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

乙女座の星模様

天に徳積む

週前半は土星(節制)と木星(豊かさ)が仲良く手を繋ぐため、「誰かのために一肌脱ぐ」ことがありそうです。現場の問題を解決するために面倒な調べ物をするようなイメージです。

乙女座の事務処理能力は12星座の中でもひときわ高いとされています。今週は周囲の人たちを事務仕事で助ける場面が増えそうです。黙々と手を動かし、役に立ち、天に徳を積むときです。

11日の新月は、「日々の仕事・サービスの部屋」であり、自他ともにケアをすることや奉仕することを意味する場所で起こります。

この新月には牡牛座エリアにいる天王星(改革・刷新)が激しくぶつかります。この影響で、ハイレベルな仕事をこなすために資格取得などが必要だと考えるかもしれません。

新月アファメーションは「社会に貢献しつつ自分のためにもなることをする」をテーマにすると良いでしょう。自分に合った仕事とは何か、改めて考えてみるのも良いでしょう。

さらにこのタイミングで金星(愛と喜び)と天王星(改革)が調和的に繋がります。憧れていた「ここではないどこか」にたどり着けると、直感で確信するかもしれません。

今週の月の運行は射手座エリアから魚座エリアまで。この月の運行では「プライベートを重視する」というムードが生まれます。仕事で忙しくしていても、セルフメンテナンスは怠らないようにしましょう。

今週の全体の空模様

おかしいことをおかしいと言える社会へ

「走れ。走られるだけ、走られるところまで走れ。そして絶壁に衝き当ったならば、お前の脚下を掘れ。全心全力を以て、掘れ。新しい泉が湧くか、湧かぬかは寧ろ問題じゃない。お前はただ掘ってさえいれば可い。」
──種田山頭火『山頭火俳句集』(夏石番矢編)

5日に知性の星である水星が水瓶座エリアに入り、水瓶座エリアには太陽(創造性)と冥王星(運命・極端さ)と水星の3天体が運行することになります。この影響で、世の中を良くしていくための議論が活発になり、あちこちで意見交換会が開かれたり、デモやスタンディングなどが増えたりするかもしれません。

また、山羊座エリアには金星(愛と喜び)と火星(意欲・闘争心)が運行しています。水瓶座も山羊座も支配星に土星を持つため、土星的な要素すなわち「社会構造」や「社会規範」「責任」といったことに関することが話題になりやすいでしょう。

10日には水瓶座エリアで新月が起こります。この新月は、月に対して、天王星がぶつかっていくような位置(ハードアスペクト)にあることも特徴です。

天王星は水瓶座の支配星であり、「レジスタンス」という意味を持っています。世の中の義憤がさらに高まる気配です。

今回の新月は、「なりふり構わずに自らを理想に近づけようとする強い力」を授けます。さらにそこに改革・刷新の天王星がひらめきをもたらすので、目指す未来に対する意識が変わり、今までとは違うアクションを起こすかもしれません。より良い明日をつくるために私心を捨てて活動する人も増えそうです。

新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

各星座ごとにテーマが変わりますが、「甘えを捨てて自分を追い込む」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の水瓶座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

1月29日〜2月4日 乙女座の運勢【ブルータス週間占い】

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