射手座の星模様
しっかりキャッチ
週前半は土星(節制)と木星(豊かさ)が仲良く手を繋ぎ、雑用がどさどさと積み上がりそうです。しかし、それらを手早く片付けて足元を固めていけるでしょう。後回しにせずに面倒くさいことから倒すと良いタイミング。
11日の新月は、「コミュニケーション·言語の部屋」であり、活発な対話を意味する場所で起こります。「言葉」や「対話」に真摯に向き合う新月。この新月に、牡牛座エリアにいる天王星(改革・刷新)が激しくぶつかります。
この影響で、口から出る「言葉」とその奥にある「心」は真っ直ぐに繋がってはいない、ということについて考えを巡らせるでしょう。
本来射手座は人の言葉の裏を探らないさっぱりとした気質の持ち主。ただこの新月では、相手の話の背景や行間を読みながらのコミュニケーションに挑戦してみましょう。
新月アファメーションは「裏側も理解したコミュニケーション」をテーマにすると良いでしょう。
さらにこのタイミングで金星(愛と喜び)と天王星(改革)が調和的に繋がります。自分の能力を「最良の形」で使えそうです。問題解決に役立つ情報やスキルを、すでに自分が持っていたということもあるかもしれません。
今週の月の運行は射手座エリアから魚座エリアまで。この月の運行では「自分の気持ちを知る」ということがキーワードに。自分が何をどう感じ、どう受け止め、それに対しどんな反応をするのかも意識してみるのも良いでしょう。
今週の全体の空模様
おかしいことをおかしいと言える社会へ
「走れ。走られるだけ、走られるところまで走れ。そして絶壁に衝き当ったならば、お前の脚下を掘れ。全心全力を以て、掘れ。新しい泉が湧くか、湧かぬかは寧ろ問題じゃない。お前はただ掘ってさえいれば可い。」
──種田山頭火『山頭火俳句集』(夏石番矢編)
5日に知性の星である水星が水瓶座エリアに入り、水瓶座エリアには太陽(創造性)と冥王星(運命・極端さ)と水星の3天体が運行することになります。この影響で、世の中を良くしていくための議論が活発になり、あちこちで意見交換会が開かれたり、デモやスタンディングなどが増えたりするかもしれません。
また、山羊座エリアには金星(愛と喜び)と火星(意欲・闘争心)が運行しています。水瓶座も山羊座も支配星に土星を持つため、土星的な要素すなわち「社会構造」や「社会規範」「責任」といったことに関することが話題になりやすいでしょう。
10日には水瓶座エリアで新月が起こります。この新月は、月に対して、天王星がぶつかっていくような位置(ハードアスペクト)にあることも特徴です。
天王星は水瓶座の支配星であり、「レジスタンス」という意味を持っています。世の中の義憤がさらに高まる気配です。
今回の新月は、「なりふり構わずに自らを理想に近づけようとする強い力」を授けます。さらにそこに改革・刷新の天王星がひらめきをもたらすので、目指す未来に対する意識が変わり、今までとは違うアクションを起こすかもしれません。より良い明日をつくるために私心を捨てて活動する人も増えそうです。
新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。
各星座ごとにテーマが変わりますが、「甘えを捨てて自分を追い込む」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の水瓶座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
テーラーと英国王室の関係から始まる意外な歴史。世界が熱狂する〈クリード〉の香水「アバントゥス」