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2月5日〜2月11日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23〜8/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

獅子座の星模様

ガイド役を

週前半は土星(節制)と木星(豊かさ)が仲良く手を繋ぐことで、強力な味方が現れるかもしれません。仕事での成長を促してくれるメンター的な存在が登場しそうです。

獅子座は自己流にこだわり、「全部自分でやらないと気が済まない」と、周囲の協力を頑なに拒むことがあります。しかし、ときには人のアイデアを取り入れたり、共同作業をしたりするのも大切です。柔らかに心を開いていきましょう。

11日の新月は、「人間関係・社交の部屋」であり、結婚やパートナーシップを意味する場所で起こります。この新月には牡牛座エリアにいる天王星(改革・刷新)が激しくぶつかります。この影響で、仕事とプライベートのバランスに大きな変化が訪れるかもしれません。

新月アファメーションは「素敵なパートナーを得て仕事でも輝く」「恋愛や家庭がうまくいった上で仕事も頑張れる」をテーマにすると良いでしょう。

さらにこのタイミングで金星(愛と喜び)と天王星(改革)が調和的に繋がります。誰かのために奉仕的になることを求められそうです。ガイド的な役割を担うことになるかもしれません。

今週の月の運行は射手座エリアから魚座エリアまで。「傾聴」がキーワードになります。自分の意見を大切にしつつも、相手の言葉を尊重することで円滑に場が進んでいきそうです。

今週の全体の空模様

おかしいことをおかしいと言える社会へ

「走れ。走られるだけ、走られるところまで走れ。そして絶壁に衝き当ったならば、お前の脚下を掘れ。全心全力を以て、掘れ。新しい泉が湧くか、湧かぬかは寧ろ問題じゃない。お前はただ掘ってさえいれば可い。」
──種田山頭火『山頭火俳句集』(夏石番矢編)

5日に知性の星である水星が水瓶座エリアに入り、水瓶座エリアには太陽(創造性)と冥王星(運命・極端さ)と水星の3天体が運行することになります。この影響で、世の中を良くしていくための議論が活発になり、あちこちで意見交換会が開かれたり、デモやスタンディングなどが増えたりするかもしれません。

また、山羊座エリアには金星(愛と喜び)と火星(意欲・闘争心)が運行しています。水瓶座も山羊座も支配星に土星を持つため、土星的な要素すなわち「社会構造」や「社会規範」「責任」といったことに関することが話題になりやすいでしょう。

10日には水瓶座エリアで新月が起こります。この新月は、月に対して、天王星がぶつかっていくような位置(ハードアスペクト)にあることも特徴です。

天王星は水瓶座の支配星であり、「レジスタンス」という意味を持っています。世の中の義憤がさらに高まる気配です。

今回の新月は、「なりふり構わずに自らを理想に近づけようとする強い力」を授けます。さらにそこに改革・刷新の天王星がひらめきをもたらすので、目指す未来に対する意識が変わり、今までとは違うアクションを起こすかもしれません。より良い明日をつくるために私心を捨てて活動する人も増えそうです。

新月は物事をスタートさせるタイミングとして吉とされています。そして、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。

各星座ごとにテーマが変わりますが、「甘えを捨てて自分を追い込む」ということは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の水瓶座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

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