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1月29日〜2月4日 牡羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の牡羊座(3/21〜4/19生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

牡羊座の星模様

やればできるさ

週前半は堅調。地のエレメントの助けを受けて、大地に根を張ったような落ち着いた気持ちになれるでしょう。目の前のことに集中しながら前進できるとき。

愛の星である金星と、豊かさや成長を司る木星、堅実さや社会性を表す土星が軽やかに手を繋いで踊っています。世界が癒やされ、平和になるために自分ができることは何なのかを考えられるとき。「何をすべきか」について、視界がクリアになります。

焦らず、力まず、ちょうど良い力加減で様々なことを進めていけるでしょう。明確なビジョンと確信を持って動ける楽しさがありそうです。

太陽(創造性)と木星がぶつかり合うことで「成長痛を伴う進化」が進みそうです。自分の限界を超えようと“背伸び”をするかもしれません。やればできる!と気合を入れて進めば道が開けるでしょう。

週後半は太陽と天王星(改革・刷新)が火花を散らす配置に。強くポジティブに未来を描くタイミング。誰かのために“助っ人になる”こともありそうです。どうせやるならとことんやる、と大胆な選択もできるでしょう。新しい情報を取り入れると、それまでの思い込みに気づけるかもしれません。

月(日常・バイオリズム)の運行は乙女座エリアから射手座エリア。この運行のテーマは「他者のために心を砕く」こと。

相手の出方に合わせて臨機応変に対応できるでしょう。客観性を持つことが大切なとき。週末は遠出をしてリフレッシュするのがおすすめです。

今週の全体の空模様

苦悩を知り、癒やしを知る

冥王星は水瓶座エリアを運行し、時間をかけて「改革」を進めていきます。

ヴィクトール・ユーゴーは小説『レ・ミゼラブル』にて、わずか一片のパンを盗んだかどで19年間投獄されていたジャン・ヴァルジャンを主人公に、フランス革命後の激動する社会でもがく人々の姿を描きました。物語のクライマックスでは、市民は自由を求めて立ち上がります。

私たちが今生きている時代も、『レ・ミゼラブル』が背景としているものと少し似ています。肥大化した権力への不満がたまり、人々の権利の確立や格差の是正へと、世の中が動き出そうとしているのです。

今週は全天体が順行となり、物事が滞りなく進みやすくなります。週の始まりは月(日常・ムード)が乙女座を運行し、山羊座と牡牛座エリアの天体たちと調和的に響き合います。

各人が、自分の持ち場で精一杯仕事に励むことができるようになりそうです。堅実さや着実さが社会を癒やし、回復させていくのかもしれません。

牡牛座エリアの木星(成長・拡大)、山羊座エリアの金星(喜び・愛)、魚座エリアの土星(節度・社会性)の3天体も調和的に繋がります。そのため、「ケアする心」が世の中を支えることになるでしょう。

また、週前半は、天王星(革新力)に、火星(闘志)と水星(知性)が仲良く繋がります。さらに水瓶座エリアを運行する太陽(創造性)が木星と激しく殴り合う位置に。この影響で、有限な資源の社会における使い方について議論が深まるでしょう。

週後半は、水瓶座エリアの太陽と天王星が、激しく舌戦を交わすような配置になります。天王星は水瓶座の支配星なので、太陽とぶつかり合いながらも改革力を高めていきそうです。

社会構造の歪みを正そうという言論が広がっていき、欺瞞やハリボテが打ち壊されることがあるかもしれません。義憤に駆られる人が増え、世の中に緊張感が溢れていきそうです。

1月22日〜1月28日 牡羊座の運勢【ブルータス週間占い】

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