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12月4日〜12月10日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22〜7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

12月4日〜12月10日の空模様

蟹座の星模様

縁の糸を辿る

先週に引き続き、蟹座にとって「日々の仕事・サービスの部屋」であり、自他ともにケアをすることを意味する場所に、太陽(創造性)と火星(意欲・勇気)が運行しています。

仲間のフォローをしたり、縁の下の力持ちとして働く場面が増えそうです。煩雑な仕事で忙しくもなりそうです。

水星(知性・コミュニケーション)が「人間関係・社交の部屋」であり結婚やパートナーシップを意味する場所を、逆行中の木星(成長・拡大)が「友情」や「未来計画」を意味する場所を運行しており、2天体は調和的に繋がります。

同窓会の招待状が届いたり、懐かしい人に再会したりする予感。風の噂で過去に縁のあった人の話を耳にするようなこともイメージできます。復縁運も上がってきそうです。

5日、金星(愛と幸運)が蠍座エリアに移動します。そこは「創造性とレクリエーションの部屋」であり、喜びや楽しい遊びを表す場所でもあります。そして金星は魚座エリアを運行する土星(節度・社会性)とコンタクトを取ります。

この2天体の調和的な繋がりは、蟹座にとって、心強い味方に守られているような心地よいハーモニーを奏でます。安心し、のびのびとやりたいことができる時期となるでしょう。旅行やイベントに出かけるのがおすすめです。クリエイティブな活動も楽しくできそうです。恋愛運も上がります。

今週の全体の空模様

愛ゆえに

「愛をめぐるさまざまな問題で悩んでいるのなら、たった一つの確実な治療法がある。それは、自分からもっと多く、もっと広く、もっと暖かく、そしていっそう強く愛してあげることだ。愛には愛が最もよく効くのだから。」
──フリードリヒ・ニーチェ『超訳ニーチェの言葉』内『曙光』より(白取春彦訳)

太陽(創造性)と火星(意欲・闘争心)は射手座エリアを運行しています。2天体はそれぞれ、他の天体と意味の強い繋がりを持たず、群れからはぐれたようなコンディションです。今週は、一人で出かけることが増えるかもしれません。喜ばしい解放感を持つ人もいるでしょう。

しかし、今週5日に愛の星である金星が蠍座エリアを運行し始めると、「射手座の単独性」とは真逆の要素が生まれてきます。

蠍座の「絆を深める」性質と、金星の「愛と喜び」という性質がブレンドされ、「大切な人と繋がりたい」という気持ちが心の奥深くから滲み出てくるのを感じるでしょう。さらに金星が魚座エリアを運行する土星(社会性・節度)と調和的に繋がると、人恋しさが増しそうです。

そして、9日から10日にかけて金星は、水星(知性・コミュニケーション)と木星(拡大・膨張)とも絡む配置になり、一層にその真摯さが強まるので、愛を打ち明けたくなったり、独りでいることに寂しさを感じやすくなるかもしれません。

人と一緒にいたいと思っても、実際にはなかなか難しい状況かもしれません。しかしだからこそ、自分がそばにいてほしい人や、その人と何をしたいのかといったことがはっきりわかってくるタイミングです。

また、自分がどんな風に愛情表現されたいのか、愛について考えることができるでしょう。

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