獅子座の星模様
シンプルに
太陽と火星が接近し、逆行中の木星がこの2天体にコンタクトする影響で、家族や住む場所について悩みが出てくるかもしれません。それが仕事にも波及してきそうです。
プライベートの問題に対処するためにテレワークに切り替えることを検討するようなイメージ。初心に戻ることで悩みはシンプルになりそうです。
太陽と火星の対向位置に、逆行中の天王星が入ります。この働き方で良いのだろうか?もっと工夫をするべきなのではないのだろうか?と考えさせられる出来事があるかもしれません。
それは長考しても正解が分からないような難問です。そもそもそこに“正解”はないのだと、視点を変えてみましょう。その上で、自分がどうしたいのかを見つめることです。”正解”は自分自身が創っていくものだと考えると良いでしょう。
8日、愛と喜びを司る金星が「コミュニケーション」を意味する場所に移動してきます。この影響で、近隣の散策や友人との気軽なおしゃべりを通してリフレッシュできるでしょう。長年の思い違いに気づくこともありそうです。
10日に水星が「創造性とレクリエーションの部屋」であり、喜びや楽しい遊びを表す場所に移動します。そして金星と土星とつながると、肩の力が抜けて、視野を広げることができるでしょう。
先達から継承してきた智慧を自分の背骨にできる自信が湧いてくるかもしれません。やりたいことと、世の中の役に立つことが上手くかみ合っていきそうです。
今週の全体の空模様
暴かれるのは何か
「これは為政者にすれば物凄く都合のいい状況だ。人々は忙しすぎてゾンビみたいになっているから、どんなへまをやろうと、どんな悪事を働こうとスルーされる。『財政規律が……』と言っておけば、増税だろうが公共サービスの低下だろうが『しょうがない』と耐えて黙って働いてくれる。
「いや、そもそもの財政破綻の危機って本当なんですか?」という疑問すら人々は抱かない。」
──ブレイディみかこ『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』
今週は蠍座エリアで太陽と火星(意欲・戦い)が接近します。蠍座には「真実を暴く」というエッセンスがあり、欺瞞に満ちた現実を浮き彫りにします。不条理な争いごとに対する憤りが、世の中に溢れていくかもしれません。
目に映る出来事はフェイクではなく、そこにいるのは血の通った存在なのだとヒリヒリと感じるでしょう。容赦ない現実が押し迫ってくるイメージです。
また、太陽と火星の近接状態から、「一触即発」のようなムードも広がります。来週に向けて緊張が高まっていきそうです。
週前半には、この2天体に逆行中の木星(成長・拡大)がつながります。そのため、問題が多発するかもしれません。真剣にならざるを得ないことや、目を逸らせないようなことが起きそうです。
太陽と火星は、その後、週後半に逆行中の天王星(改革・刷新)と対向し、緊迫したエネルギーでつながっていきます。思いもよらぬ急展開が待ち受けているかもしれません。
このパワーは前向きにも作用するので、緊急の対策や問題解決への糸口も見つかりそうです。そしてそれは、偶然がもたらすのかもしれません。
8日は金星(愛と喜び)が天秤座エリアに移動します。金星にとって天秤座エリアはホームグラウンドなので、その力を十全に発揮できるようになります。「調和」と「平和」を求める声が強まるでしょう。
10日に水星(コミュニケーション・知性)が射手座エリアに入ります。この水星射手座は金星天秤座と調和的にリンクします。それによって平和につながるようなポジティブな発想がもたらされます。知や芸術で連帯するアクションも生まれるかもしれません。
また、土星(試練・責任)は魚座で順行へ戻り、水星射手座とコンタクトを取ります。この配置が求めてくるのは、「信頼を損なわないための慎重な姿勢」です。
表面的な対応ではなく、根治を求めるならば、じっくりとソフトに向き合っていくことが必要になるでしょう。
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