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11月6日〜11月12日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蟹座(6/22〜7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

11月6日〜11月12日の空模様

蟹座の星模様

爽やかに!

太陽と火星が接近し、逆行中の木星がこの2天体にコンタクトする影響で、昔の知り合いから急に連絡が入りそうです。もしくは、思わぬ場所でばったり遭遇するかもしれません。

また、「自分らしさ」を出していく勇気が湧いてきそうです。他者と積極的に交流していけるでしょう。ただし、人と関わるときは「爽やかさ」を意識しておかないと、相手にプレッシャーを与えかねないので注意を。

太陽と火星の対向位置に、逆行中の天王星が入ってきます。思いつきであれこれと手を出したくなりそうです。退屈に耐えられなくなるのかもしれません。いろいろなことにチャレンジする良い機会です。モヤモヤしていたことがあっても、体を動かすと霧散していくでしょう。

8日、愛と喜びを司る金星が、「家族と家庭の部屋」であり基盤や帰属コミュニティを表す場所に移動してきます。この影響で、家族や仲間との時間がとても潤いのあるものになりそうです。自宅(自室)の模様替えや整理整頓も捗りそうなとき。家をオアシスにしましょう。

10日に水星が「日々の仕事・サービスの部屋」を意味する場所に移動し、金星と土星とつながると、自分がやるべきことや、できることが明確になりそうです。それによって人生の方向性も定まってきそうです。

自分以外の誰かのために、という気持ちを持てれば、モチベーションが上がっていくでしょう。

今週の全体の空模様

暴かれるのは何か

「これは為政者にすれば物凄く都合のいい状況だ。人々は忙しすぎてゾンビみたいになっているから、どんなへまをやろうと、どんな悪事を働こうとスルーされる。『財政規律が……』と言っておけば、増税だろうが公共サービスの低下だろうが『しょうがない』と耐えて黙って働いてくれる。
「いや、そもそもの財政破綻の危機って本当なんですか?」という疑問すら人々は抱かない。」
──ブレイディみかこ『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』

今週は蠍座エリアで太陽と火星(意欲・戦い)が接近します。蠍座には「真実を暴く」というエッセンスがあり、欺瞞に満ちた現実を浮き彫りにします。不条理な争いごとに対する憤りが、世の中に溢れていくかもしれません。

目に映る出来事はフェイクではなく、そこにいるのは血の通った存在なのだとヒリヒリと感じるでしょう。容赦ない現実が押し迫ってくるイメージです。

また、太陽と火星の近接状態から、「一触即発」のようなムードも広がります。来週に向けて緊張が高まっていきそうです。

週前半には、この2天体に逆行中の木星(成長・拡大)がつながります。そのため、問題が多発するかもしれません。真剣にならざるを得ないことや、目を逸らせないようなことが起きそうです。

太陽と火星は、その後、週後半に逆行中の天王星(改革・刷新)と対向し、緊迫したエネルギーでつながっていきます。思いもよらぬ急展開が待ち受けているかもしれません。

このパワーは前向きにも作用するので、緊急の対策や問題解決への糸口も見つかりそうです。そしてそれは、偶然がもたらすのかもしれません。

8日は金星(愛と喜び)が天秤座エリアに移動します。金星にとって天秤座エリアはホームグラウンドなので、その力を十全に発揮できるようになります。「調和」と「平和」を求める声が強まるでしょう。

10日に水星(コミュニケーション・知性)が射手座エリアに入ります。この水星射手座は金星天秤座と調和的にリンクします。それによって平和につながるようなポジティブな発想がもたらされます。知や芸術で連帯するアクションも生まれるかもしれません。

また、土星(試練・責任)は魚座で順行へ戻り、水星射手座とコンタクトを取ります。この配置が求めてくるのは、「信頼を損なわないための慎重な姿勢」です。

表面的な対応ではなく、根治を求めるならば、じっくりとソフトに向き合っていくことが必要になるでしょう。

10月30日〜11月5日 蟹座の運勢【ブルータス週間占い】

ディレクターの上村直人さん(左)と、PRオフィス〈KIIIRO〉を運営する大倉皓平さん(右)

大橋会館に集う9人が身に纏う、9枚のグレーTシャツ《New Balance Grey 9BOX》

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