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10月9日〜10月15日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21〜6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

双子座の星模様

救命ボート

9日、双子座にとって「家族・仲間」「帰属する場所」を意味する場所に金星(幸運)が入ります。この場所に金星がめぐる期間(~11月7日)は、家族と過ごす時間を増やしたり、家をきれいに整えたりすることで運気が良くなります。

11日、山羊座エリアを運行する冥王星(破壊と再生)が順行になると、自分がいかに人との繋がりに支えられているかを感じるでしょう。ご先祖様や先人たちの存在にいろいろな形で力をもらっていること、仲間との強い絆に助けられていること。そういったことに気がつき、謙虚になれそうです。

12日に火星(闘志·意欲)が蠍座エリアに移動します。この場所は双子座にとって「奉仕」や「自他共にケアをする」という意味を持ちます。誰かのために働く場面も増えそうです。

楽しんでできるようなら更なる活力に繋がりますが、受け身で動くだけだとストレスになってしまうでしょう。

また、15日には天秤座エリアで新月が起こります。「自己実現」「創造性」を意味する場所での新月では、「救済的な関わり」というテーマがあります。自分の表現がどこかで誰かの救いになるのだと想像し、愛を伝えるつもりで発信すると良さそうです。

新月のアファメーションは「希望を届けるような言葉(表現)を使えました」と誓願すると良さそうです。

今週の全体の空模様

試練と救済

「見るんじゃない。ただ眺めるのだ。はじめの何日間か、あなたはくり返しくり返し何かを見てしまうだろう。ただ古い習慣のせいでね。我々がものを聞くのもその古い習慣のせいだ。我々がものを見るのも古い習慣のなせるわざだ。我々がものを理解するのも古い習慣のせいなのだ。」
──OSHO『存在の詩』(星川淳訳)

今週は、天体の移動が多く見られます。9日に金星(愛と喜び)が乙女座エリアに入り、「静かな愛」や、「慎ましさを美徳とするムード」が感じられそうです。

11日に冥王星(破壊と再生)が順行に切り替わります。殺伐とした世相の中に明るい兆しを見たり、社会問題の解決の糸口を掴んだりできるかもしれません。

12日に火星(闘志・意欲)が蠍座エリアに移動します。火星は蠍座の支配星であるため、このエリアでは鋭い刃物を持った戦士のような強さを与えられます。

また、15日には天秤座エリアで新月が起こります。(※この新月は金環日食を伴いますが、日本では観測できません。この記事では、国内の運勢にはあまり影響がないと考えていきます。)

この新月は、「救済的な取り組み」が始まることを教えてくれます。今週の天秤座新月から天秤座満月までの半年間は、人と人が支え合い手を差し伸べ合うための取り組みが広まりそうです。異なる立場の者同士の相互理解も進むでしょう。

それだけ窮地に立たされる人が増えるのかもしれませんが、人が人を助けたいと願う純粋な気持ちから、“希望の光”は生まれてくるようです。何が人々を追いやり、苦しめているのか、しっかりと目を開いて確認していくことが重要な場面になります。

また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「他者との愛ある交流をはかる」ということは共通します。

宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の天秤座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

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