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10月9日〜10月15日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22〜1/19生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

山羊座の星模様

天の助けのように

9日、山羊座にとって「宗教・哲学」や叡智を意味する場所に金星(幸運)が入ります。この場所に金星がめぐる期間(~11月7日)は、自己研鑽の成果が出やすく、知的探求心を持つことで充実した時間が得られます。

11日、山羊座エリアを運行する冥王星(破壊と再生)が順行になると、それまでの混乱が落ち着いて、やっと本来の生活に戻れるように感じるでしょう。

冥王星のイメージは、「強面の監査係」。逆行期間は、案件のやり直しや、溜まっていた荷物をごっそり処分するようなことばかり続いていたのではないでしょうか。

冥王星の圧力は、否応なしに変革を迫るものでした。今週からは、大幅な方向転換が始まります。徹底的に、自分自身や自分がつながる世界を変えていくことになるでしょう。

12日に火星(闘志・意欲)が蠍座エリアに移動します。この場所は、山羊座にとって、友情や未来計画を意味する場所です。信頼できる人と、未来に向けて秘密の会議をするようなイメージがあります。

また、15日には天秤座エリアで新月が起こります。自分の仕事がどこかで“救いの手”となることを目指せば、半年後の天秤座満月で大きな手応えを感じられるでしょう。弱い立場の人を決して見離さないという姿勢が大切です。

新月のアファメーションは「みんなを救う仕事ができました」と誓願すると良さそうです。

今週の全体の空模様

試練と救済

「見るんじゃない。ただ眺めるのだ。はじめの何日間か、あなたはくり返しくり返し何かを見てしまうだろう。ただ古い習慣のせいでね。我々がものを聞くのもその古い習慣のせいだ。我々がものを見るのも古い習慣のなせるわざだ。我々がものを理解するのも古い習慣のせいなのだ。」
──OSHO『存在の詩』(星川淳訳)

今週は、天体の移動が多く見られます。9日に金星(愛と喜び)が乙女座エリアに入り、「静かな愛」や、「慎ましさを美徳とするムード」が感じられそうです。

11日に冥王星(破壊と再生)が順行に切り替わります。殺伐とした世相の中に明るい兆しを見たり、社会問題の解決の糸口を掴んだりできるかもしれません。

12日に火星(闘志・意欲)が蠍座エリアに移動します。火星は蠍座の支配星であるため、このエリアでは鋭い刃物を持った戦士のような強さを与えられます。

また、15日には天秤座エリアで新月が起こります。(※この新月は金環日食を伴いますが、日本では観測できません。この記事では、国内の運勢にはあまり影響がないと考えていきます。)

この新月は、「救済的な取り組み」が始まることを教えてくれます。今週の天秤座新月から天秤座満月までの半年間は、人と人が支え合い手を差し伸べ合うための取り組みが広まりそうです。異なる立場の者同士の相互理解も進むでしょう。

それだけ窮地に立たされる人が増えるのかもしれませんが、人が人を助けたいと願う純粋な気持ちから、“希望の光”は生まれてくるようです。何が人々を追いやり、苦しめているのか、しっかりと目を開いて確認していくことが重要な場面になります。

また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「他者との愛ある交流をはかる」ということは共通します。

宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の天秤座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。

10月2日〜10月8日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

漫画家・堀道広が描き下ろし。〈LIXIL〉のGREEN WINDOWを体感した、ある一家の物語

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