乙女座の星模様
自己理解とリニューアル
「聡明で公正な水星乙女座」と冥王星山羊座、天王星牡牛座、海王星魚座とが繋がります。この繋がりによって、自主性を取り戻せそうです。
状況に適応していくことは乙女座の得意とするところですが、半面、いつの間にか自分を見失ってしまっているかもしれません。自分の選択によって今ここにいるのだという感覚がなくなり、「させられている」という気持ちになってしまったりします。
今週は一度リフレッシュして、何が自分の意志なのか見つめ直すことができるでしょう。自ら選び、進むという手応えを得られるチャンスタイムです。
また、土星魚座と水星天秤座が密かに繋がると、隠れていた課題が現れてきます。それは「自己に対する信頼感を持つ」です。意識的に向き合えば大きな成果をあげられます。
今年の3月から、乙女座の対向に位置する魚座エリアに土星が運行し始め、仕事や、自分自身のどこに価値を見出せばいいのかわからなくなり、不安を覚えることが多かったかもしれません。
今週は、誰に、どんな自分を、どう評価してほしいのかを考え言語化していきましょう。課題と目標が明確になりそうです。そうやって思考と取るべき行動をクリアにしていけば、自分を信じることはたやすいはずです。
こうしてセルフイメージを整理しリニューアルすれば、あとは冥王星山羊座と火星天秤座のぶつかり合いが自己プロデュースの後押しをしてくれそうです。
今週の全体の空模様
有能な書記官
今週前半、水星が乙女座にいます。水星は乙女座エリアにいるときがもっともコンディションが良くなります。
乙女座の原型は、大地と豊穣を司る「畝の女神」です。知性を司る水星は、このサイン(星座)に入ると、古代から続く智慧を農事書に記す書記官のようなイメージをまといます。
水星が乙女座にいるときには、食糧をしっかり育てていくための几帳面さやルールが重要視されます。実りを確保するためにはいくつかのやり方があるとしても、嘘や誤魔化しは許されません。
そんな水星乙女座のキャラクターを踏まえながら、今週の空模様を見ていきます。
今週前半は、水星乙女座と、逆行中の冥王星山羊座、天王星牡牛座、そして海王星魚座の4天体が繋がっています。世界的な規模で負の歴史が振り返られ、重大な暴露も行われるでしょう。
そもそも、2023〜2024年の2年間には、「旧時代の膿が出る」「新時代の芽があちこちに現れる」というテーマがあります。
このテーマに今週の星の配置が重なり、衝撃的なニュースが世界を駆け巡るようになりそうです。社会には「嘘や誤魔化しを許さない」というパワーが満ち、冷静な眼差しでニュースが分析されていきます。時代が変わる瞬間を、多くの人が目撃するでしょう。
5日に水星は天秤座へ移動します。「書記官」の水星乙女座によって記録されたデータをもとに、「裁判」が動き出すようなイメージ。一般の人々も参加して、近年の様々な出来事の性質を判断していくタイミングとなるでしょう。
また、天秤座エリアを運行する火星(意欲・闘志)が、冥王星山羊座(逆行から順行に戻る直前の「留」の状態)と激しくぶつかり合います。大きな不正が白日の下に晒されることになりそうです。
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