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10月2日〜10月8日 魚座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の魚座(2/19〜3/20生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

10月2日〜10月8日の空模様

魚座の星模様

姿見を見つめて

「聡明で公正な水星乙女座」と冥王星山羊座、天王星牡牛座、海王星魚座とが繋がります。

魚座は、自分を顧みて分析・評価することが12星座の中でいちばん苦手です。けれど今週はこの配置により、誰かの一言で自分に対する見方を刷新できそうです。

たとえば、久しぶりに会った先輩に良い評価を受けたり、パートナーから自分の特徴を指摘されたりするかもしれません。メンター的な人に、長所・短所を教えられることもありそうです。

5日に水星が天秤座エリアに入ると、「深いつながり」を意味する場所に3天体(太陽・火星・水星)が運行することになります。この配置のもとでは、組織やチームに順応して成長することが求められそうです。馴染めば馴染むほど、成果や報酬を手に入れられるでしょう。

また、5日に土星魚座と水星天秤座が密かに繋がると、隠れていた課題が現れてきます。意識的に向き合えば大きな成果をあげられます。

課題は「社交スキルを上げる」です。先輩の技を盗む機会が訪れ、いろいろな人とスマートに関わる術を学べるでしょう。また、与えられた役割を果たすために必要な知識を身につけられるときでもあります。

冥王星山羊座と火星天秤座がぶつかり合う影響によって、予定の変更を余儀なくされるかもしれません。もし、トラブルなどのネガティブな要因によるものでも、それを起点に軌道修正をしていけば人生の大きなプラスになると信じてみましょう。

今週の全体の空模様

有能な書記官

今週前半、水星が乙女座にいます。水星は乙女座エリアにいるときがもっともコンディションが良くなります。

乙女座の原型は、大地と豊穣を司る「畝の女神」です。知性を司る水星は、このサイン(星座)に入ると、古代から続く智慧を農事書に記す書記官のようなイメージをまといます。

水星が乙女座にいるときには、食糧をしっかり育てていくための几帳面さやルールが重要視されます。実りを確保するためにはいくつかのやり方があるとしても、嘘や誤魔化しは許されません。

そんな水星乙女座のキャラクターを踏まえながら、今週の空模様を見ていきます。

今週前半は、水星乙女座と、逆行中の冥王星山羊座、天王星牡牛座、そして海王星魚座の4天体が繋がっています。世界的な規模で負の歴史が振り返られ、重大な暴露も行われるでしょう。

そもそも、2023〜2024年の2年間には、「旧時代の膿が出る」「新時代の芽があちこちに現れる」というテーマがあります。

このテーマに今週の星の配置が重なり、衝撃的なニュースが世界を駆け巡るようになりそうです。社会には「嘘や誤魔化しを許さない」というパワーが満ち、冷静な眼差しでニュースが分析されていきます。時代が変わる瞬間を、多くの人が目撃するでしょう。

5日に水星は天秤座へ移動します。「書記官」の水星乙女座によって記録されたデータをもとに、「裁判」が動き出すようなイメージ。一般の人々も参加して、近年の様々な出来事の性質を判断していくタイミングとなるでしょう。

また、天秤座エリアを運行する火星(意欲・闘志)が、冥王星山羊座(逆行から順行に戻る直前の「留」の状態)と激しくぶつかり合います。大きな不正が白日の下に晒されることになりそうです。

9月25日〜10月1日 魚座の運勢【ブルータス週間占い】

窓際で作業をする蓮沼執太

窓辺で創作すれば音楽も外に開いていく。音楽家・蓮沼執太が語る窓

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