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10月2日〜10月8日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の双子座(5/21〜6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

双子座の星模様

ノイズキャンセリング

「聡明で公正な水星乙女座」と冥王星山羊座、天王星牡牛座、海王星魚座とが繋がります。

社会的な評価を得たいとき、多くの人に自分の能力や作品をアピールすることを考えがちです。けれど、人から注目されるには、外向きのエネルギーを発するよりもまず自己の内側を錬成することが大事です。専門性を高め、研鑽していくことで、自ずと道が開かれていくのです。

今週は、あえて積極的に家に引きこもり、外部の雑音を遮断して自分の課題に集中しましょう。過去に得意としていたことを思い出して、それを進化させるようなチャレンジも良いでしょう。

5日に水星が天秤座エリアを運行し始めると、言葉によるアウトプットをしたくなりそうです。思考を言語化することで頭がすっきりとしそう。作家やアーティストであれば、水星天秤座運行中は世界に自分を打ち出していくチャンスタイムになりそうです。

また、土星魚座と水星天秤座が密かに繋がることにより、双子座の言葉には不思議な説得力が宿ります。それゆえ、「人に何を信じてもらうか」がテーマとなってきます。しかしだからこそ、自分が発信する内容や表現には細心の注意が必要です。

冥王星山羊座と火星天秤座がぶつかり合うと、親や師匠などと対峙することになりそうです。自分に大きな影響を与える存在に飲み込まれずに、良いエッセンスのみを吸収し、糧にできるかどうかが問われます。

今週の全体の空模様

有能な書記官

今週前半、水星が乙女座にいます。水星は乙女座エリアにいるときがもっともコンディションが良くなります。

乙女座の原型は、大地と豊穣を司る「畝の女神」です。知性を司る水星は、このサイン(星座)に入ると、古代から続く智慧を農事書に記す書記官のようなイメージをまといます。

水星が乙女座にいるときには、食糧をしっかり育てていくための几帳面さやルールが重要視されます。実りを確保するためにはいくつかのやり方があるとしても、嘘や誤魔化しは許されません。

そんな水星乙女座のキャラクターを踏まえながら、今週の空模様を見ていきます。

今週前半は、水星乙女座と、逆行中の冥王星山羊座、天王星牡牛座、そして海王星魚座の4天体が繋がっています。世界的な規模で負の歴史が振り返られ、重大な暴露も行われるでしょう。

そもそも、2023〜2024年の2年間には、「旧時代の膿が出る」「新時代の芽があちこちに現れる」というテーマがあります。

このテーマに今週の星の配置が重なり、衝撃的なニュースが世界を駆け巡るようになりそうです。社会には「嘘や誤魔化しを許さない」というパワーが満ち、冷静な眼差しでニュースが分析されていきます。時代が変わる瞬間を、多くの人が目撃するでしょう。

5日に水星は天秤座へ移動します。「書記官」の水星乙女座によって記録されたデータをもとに、「裁判」が動き出すようなイメージ。一般の人々も参加して、近年の様々な出来事の性質を判断していくタイミングとなるでしょう。

また、天秤座エリアを運行する火星(意欲・闘志)が、冥王星山羊座(逆行から順行に戻る直前の「留」の状態)と激しくぶつかり合います。大きな不正が白日の下に晒されることになりそうです。

9月25日〜10月1日 双子座の運勢【ブルータス週間占い】

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