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10月2日〜10月8日 山羊座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の山羊座(12/22〜1/19生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

山羊座の星模様

いのちだいじに

「聡明で公正な水星乙女座」と冥王星山羊座、天王星牡牛座、海王星魚座とが繋がります。この繋がりによって、「もっと自分を鍛えねば」と意欲が燃えてきそうです。

現状を維持するためにはぼんやりとしていてはだめなのだ、と感じる出来事が起きるかもしれません。過去にあきらめてしまったことにチャレンジしたり、心残りを全部片付けたりして、より強い敵に挑んでいくことを決意しそうです。

5日に水星が天秤座エリアに入ると、山羊座にとって天の高い位置に3天体(太陽・火星・水星)が運行することになります。それによって、仕事がさらに忙しくなりそうです。けれど、水星の影響で、優秀な補佐役が現れたり、良い知らせが届いたりするでしょう。

水星天秤座は土星魚座と密かに繋がります。複雑な案件や厄介な相手との仕事が始まるかもしれません。

押したり引いたりしながら、先方の手の内を探るようなことが必要になりそうです。少ないヒントから相手に響く一言を探っていかねばなりませんが、クロスワードパズルのようなものだと思って軽やかに対応していきましょう。

冥王星山羊座と火星天秤座がぶつかり合う影響は、山羊座には大きく出るかもしれません。もっとも注意したいのは、オーバーワークで倒れてしまうことです。

身体はひとつしかないので、今週は「いのちだいじにモード」でいきましょう。過去の疾患関連の再検診もおすすめです。

今週の全体の空模様

有能な書記官

今週前半、水星が乙女座にいます。水星は乙女座エリアにいるときがもっともコンディションが良くなります。

乙女座の原型は、大地と豊穣を司る「畝の女神」です。知性を司る水星は、このサイン(星座)に入ると、古代から続く智慧を農事書に記す書記官のようなイメージをまといます。

水星が乙女座にいるときには、食糧をしっかり育てていくための几帳面さやルールが重要視されます。実りを確保するためにはいくつかのやり方があるとしても、嘘や誤魔化しは許されません。

そんな水星乙女座のキャラクターを踏まえながら、今週の空模様を見ていきます。

今週前半は、水星乙女座と、逆行中の冥王星山羊座、天王星牡牛座、そして海王星魚座の4天体が繋がっています。世界的な規模で負の歴史が振り返られ、重大な暴露も行われるでしょう。

そもそも、2023〜2024年の2年間には、「旧時代の膿が出る」「新時代の芽があちこちに現れる」というテーマがあります。

このテーマに今週の星の配置が重なり、衝撃的なニュースが世界を駆け巡るようになりそうです。社会には「嘘や誤魔化しを許さない」というパワーが満ち、冷静な眼差しでニュースが分析されていきます。時代が変わる瞬間を、多くの人が目撃するでしょう。

5日に水星は天秤座へ移動します。「書記官」の水星乙女座によって記録されたデータをもとに、「裁判」が動き出すようなイメージ。一般の人々も参加して、近年の様々な出来事の性質を判断していくタイミングとなるでしょう。

また、天秤座エリアを運行する火星(意欲・闘志)が、冥王星山羊座(逆行から順行に戻る直前の「留」の状態)と激しくぶつかり合います。大きな不正が白日の下に晒されることになりそうです。

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唐田えりか

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